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2009年8月20日 (木)

「新型インフルは選挙にも影響を」

◇新型インフルが本格化し様々な社会生活に影響が出始めた。まず、衆院選、プロ野球、高校野球などにその例が見られる。神奈川県は、2人の新人、元首相の次男小泉進次郎氏(28)と民主党の横勝仁氏(27)が対決する注目区だが、横氏に39.3度の発熱があり、新型の疑いで16・17日活動を停止し、タミフルで平熱に戻ったという。選対幹部は「公示直前の活動休止は残念」と話している。両陣営は事務所や集会における予防対策に力を入れているといわれる。

 これは他人事ではないと思った。選挙事務所は常に多くの人が出入りする。又、これから連日のように各地で大小の集会が行われる。選挙の集会は、これから要注意の場所になる可能性がある。そして候補者が新型に罹ったら大変なことになる。我が選対としても対策を考えなければならない。

 日本ハムの選手3人が新型インフルと確認された(18日)。テレビではマスクを付けたダルビッシュの姿もみられた。横須賀市は、17日、ラグビーサークルの合宿に参加した60人が新型インフルに感染した疑いがあると発表した。また、早稲田大学応援部員40人が合宿先で集団感染していたことも報じられている。

 農大二高は立正大南に惜敗したが、南の部員5人は新型に感染して出場できなかったらしい。こういうハンディを乗り越えて獲得した勝利によって南高の団結力は高まったといわれる。新型インフルが相手チームを応援する結果となった。

◇舛添厚労相は、「本格的な流行が始まった」と述べた。間もなく夏休みが終わると学校は集団感染の温床となり爆発的に感染者が社会に広がると思われる。

 厚労相は、毒性の異変は認められないと言っているが、いつまでこの状態が続くかは分からない。感染者が限りなく増えれば、ウイルスが変異を起こす可能性は高くなるに違いない。タミフルが大量に使われる中で、それに耐性を持つウィルスが現われることも十分考えられることだ。

◇3人目の新型感染者が亡くなった(19日)。80歳の女性の死因は、入院中新型インフルによって持病を悪化させたものだが、相部屋だった6人も感染の疑いがもたれている。その他児童が重症に陥っている2~3の例も報道されている。

 オランダ・ユトレヒト大の西浦研究員は、冬を待たず日本で感染者が増大する可能性があること、及び、この新型ウィルスは季節性より毒性が高く妊婦や持病のある人が数多く重症化し相当数の死者がでること、を予測している。

 現在ワクチンを製造中だが目標に遠く及ばないという。ワクチンが不足すれば、投与の優先順位が問題となる。治療に当る医師、妊婦、持病をもった人などは納得いくが、その他の順位はきちんと論議しておかないと大変なことになる。(読者に感謝)

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