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2009年8月11日 (火)

「利根川の濁流、酒井法子、静岡の地震」

◇濁流の利根川を見た(10日)。このところ連日、県下で、大雨注意報、大雨警報が発表されている。また各地で鉄砲水、集中豪雨の被害が報じられている。夕方、敷島公園に居る娘から利根川が増水して凄いという情報が入った。どっぷりと暮れた闇の中に白いもやがたちこめそこからゴーゴーという音が響き泥の臭いが漂っていた。目が慣れると、堤防の下まで迫った濁流の波頭が盛り上がっては崩れていくのが見える。圧倒的な川の姿の一端がのぞいていた。異常気象が常態化している時代である。これからは群馬の北部の山間地帯に異常な降雨が多くなり利根川が魔物のようにあばれる時代が到来するのではないか。治水のことも重要なポイントとして進められているのが八ッ場ダムである。民主党は、政権をとったら八ッ場ダムを中止させるという。その時利根の濁流は手に負えぬ程凶暴化するのではなかろうか。

◇人気タレント酒井法子が覚せい剤で逮捕された事件で日本中が大騒ぎだ。彼女は、裁判員制度の政府広報にも使われていた。にっこり笑った顔は清潔そうで美しかった。仮面が一気に剥がされた。衝撃は測り知れない。既に覚せい剤で逮捕された夫からすすめられて使った、ストローが40本以上押収された、覚せい剤で逮捕歴のある弟の存在等が報じられている。また初犯だから一年ちょっとで執行猶予だろう、いやそれでは軽いという見方に対しては全てを失ったという社会的制裁を既に受けているなどと解説する専門家もいる。

 私は、社会的制裁を重視して軽い刑にするとマイナスの影響が大きすぎると思う。「クスリを止めますか人間を止めますか」と言われる程薬物は人間を破壊する。先月中学校で薬物依存症の話しを体験者と共に行ったが全生徒は背筋が寒くなる事実にじっと耳を傾けていた。若者や一般主婦の間に薬物が広がっている。かっこいいとか簡単な動機で手を出して止められなくなる。それを煽る結果になっているのが芸能人である。清純なイメージで全国民をだましていた酒井法子の法的制裁を誤ると大変な事になる。司法はこのことを銘記すべきだ。

◇朝5時7分、原稿に向っていたら、テレビで地震速報のピコピコが鳴った。チャンネルを回すと「非常に大きな」という表現を使うところもあった。静岡県駿河湾あたりは前から巨大な東海地震が近いといわれてきた。フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界型地震であり、マグニチュード8程度になるといわれる。今回の地震はマグニチュードは6,5で震度は6弱であった。このまま治まることを祈る。ほぼ同じ時刻にインド洋、ミャンマー沖、アンダマン諸島で大きな地震が発生したと報じられた。世界的な異常気象、日本中の異常降雨、台風の接近等と地震が重なった。様々な出来事は皆つながっていると思えてしまう。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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