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2009年8月 1日 (土)

遙かなる白根(106)100キロメートル強歩序曲

「今の学校教育の歪みは、点数序列による価値判断を教師も又子供も持っていることだと考えます。開善学校の設立は、こうした点数主義のため伸びなやんでいる子どもたちを救いたい親の切なる願いと、それを目標とする本吉校長の志が同じくされて成り立ったものであると信じています。とやかく言いましても、つまるところは、子供の悩みをわかってくださる温かいまなざしの教師によって初めて子供たちは救われると思います。開善学校の教師と父母もこの子供たち11人が良くなってゆきますようお互いに裸になって、この一つの目標をめざしてまいりたいと思います」

 これらを読むと、現在まで脈々と続く父母会に一貫して流れるものの原点がここに示されているようにおもわれる。ここで、点数序列による価値判断ということに触れているが、これは偏差値に象徴される現代の教育がかかえる大きな問題である。下界では偏差値が子どもの価値を示す尺度のように考えられ

受験地獄と呼ばれる深刻な弊害が生まれた。白根開善学校には、この受験地獄から逃れて来る子どもたちも多いのである。

 父母会誌「白樺」は創刊以来今日まで年数回のペースで発行されているが、そこには、学園内の子どもたちや先生の様子、そして、父母たちの、その時々の喜びや悲しみがありのまま語られている。父母たちがつづる短い文章のちょっとした表現も、その背後に、熱いドラマが広がっていることを雄弁に語っている。父母会誌「白樺」は、白根開前学校創立以来の、この学園に関わった多くの人々が集い発言する自由の広場なのである。この広場には、実に様々な出来ごとが持ち出されてきた。

緊急提案―いじめをなくせ

平成4年12月発行の「白樺・№49」には、「緊急提案―いじめについて」と題して校長本吉氏の文がのっている。そこで本吉校長はいじめについて真剣に訴えた。

★土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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