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2009年7月28日 (火)

「衆院選はマニフェスト選挙になる。高木市長と意見交換」

◇今回の衆議院選挙は歴史的に重要な選挙である。なぜなら二大政党の勢力が伯仲する中で行われる政権選択選挙だからだ。有権者は自分の一票の重みと意義を、8月30日が近づくにつれて実感する筈である。

 今回の選挙の特色は、「選挙は選択である」ことが明らかな点である。つまり、自民党か民主党かの選択である。その選択を実りあるものにする資料が、選挙公約、つまりマニフェストである。

 自民党は、かつてない逆風の中にある。しかし、この状況は、客観的に見れば、民主主義が進歩した結果であるといえる。追い詰められた自民党は、このことを認めた上で、堂々とマニフェストで勝負すべきだ。今回の選挙で勝つためには他に方法はないと思う。ましてや、民主党がマニフェストを掲げて挑戦しようとしているのだから、自民党はより優れたマニフェストを有権者に示さなければならない。二大政党の善政競争を展開すべきだ。

 自民党は、現実に長い間、政権を担当してきたから、豊富な材料を持っている。しかし、それを使って優れたマニフェストを作るには発想の転換が必要だ。それを為し得るかどうかに自民党の命運がかかっている。

 自民党のマニフェストは現在作成中であるが、私は、道州制の早期実現を打ち出して欲しいと思う。現在の日本の行き詰まり状態を打開する道は地方の活力を活かした新しい国づくりである。全国をいつくかのブロックに分けて州をつくり、州が大きな権限をもって州内のことを決めるのである。国は、金融、防衛、外交等国が本来担うべきことに集中するから、国会議員の数も中央官庁も大幅に縮減出来る。地方の人々は、政治への参加を実感し主権者たることを自覚することが出来る。結果として地方の活力を創り出し、日本の力を飛躍的に発展させることが可能になる。

◇久しぶりに高木市長と意見を交わす機会があった。県に対する11項目の要望に関することである。その中には、「赤城山」を活かした観光振興について、重粒子線治療に係る治療費負担軽減制度の創設等について、土壌汚染問題の早期解決について、等の重要案件がある。

 重粒子線治療については、300万円かかるといわれる治療費につき助成叉は貸付制度の創設、及び保険診療の適用を国に働きかけることなどが内容となっている。尾身さんは一年後位には保険診療が可能となるだろうと述べていた。「土壌汚染」は、市が県との交換で取得した前工跡地に予想外の土壌汚染が確認されたことに対して解決に向けた協議を県に求めるもの。

 この問題には複雑な背景がある。高木市長は県に対して訴えを起こそうとした事もあった。私は解決の道を探るために協議の場を設けることに賛成だが対立点につき基本的な考え方の違いがあることを改めて感じた(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。

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