「天下大乱、衆院選の注目点、駒寄ICの改修」
◇正に天下大乱である。新聞や週刊誌が盛んに当落の予測をやっている。それは、まるで競馬の予想のようだ。選挙は民意を問う手段であるが、国にあおられるように簡単に動くのが民意かと思うと悲しくなることがある。候補者は、その民意を信じて必死に戦うのである。今回のような異常な暴風が吹くと、意外な新人が風に乗って当選し、そのあおりで重要な政治家が落選したりする。今回の選挙ではそのような光景が多く見られるに違いない。
まぐれで当選したような人は続けて当選できないのがせめてもの救いだ。「早く料亭に行きたい」と言って注目された杉村太蔵氏は、今回は出馬しないらしい。誰もいない議場で天井をじっと見詰める姿が新聞に出ていた。29歳の若者は在職中何を体験したのか興味がわく。
前橋市を走っていたらあるマンションの一階にある幸福実現党という大きな看板を掲げた事務所に気付いた。ははあここかと思った。つい先日、私の自宅の前を幸福実現党の車が、北朝鮮のミサイルに対して核をもって対抗しますと物騒な声を流していた。
幸福実現党は、宗教法人・幸福の科学をバックにしたもので、日本で唯一300小選挙区全てに候補者を立てるという。都議選では10人の候補者を立てたが得票は最低で一人も当選出来なかった。供託金は300万円だから、300の選挙区の合計は9億円になる。宗教団体は金があるものだ。
宗教団体といえば、オウム真理教が真理党を結成して25人を擁立し全員落選した事を思い出す。東京4区から出た教祖麻原彰晃は1783票しか得られなかった。幸福実現党の行方も注目点の一つである。
今回の選挙で世襲が批判されている事も注目点である。世襲とは親の地位を受け継ぐことだ。民主主義は権力の世襲を否定することで成り立つ。人間は平等である。権力を持つ人はその平等な人の中から自由な意思で権力を任されるのである。親に権力を任せてもその子には任せていないという理屈なのだ。
政治家の世襲といわれているのも、子はそのまま政治家になるわけではなく、選挙されるわけだから本来の世襲ではない。問題は親の後援会を子が引き継ぐ点にある。強固な親の後援会が組織を挙げて子を支援するから容易に当選出来る。この実態を指して世襲と呼び批判を受けている。当然だと思う。
小泉元首相は改革を掲げ自民党をぶっ壊すといっていたが、磐石といわれる自分の後援会組織に次男の進次郎を位置づけた。なんだ小泉さんも唯の親かと思った人は多いだろう。私もがっかりした。神奈川11区も注目点である。
◇駒寄スマートICは私達が頑張って実現させたが予想外の利用者で一日5千台を超える。そこで更に、大型車も利用できるようにという要望がつよい。23日、促進同明会に出席し高木市長から、県会議長あての協力要請書を受け取った。(読者に感謝)
★土・日・祝日は、中村紀雄著「遙かなる白根」を連載しています。
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