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2009年7月 1日 (水)

「セックスによる子宮頸がんの拡大は深刻だ」

◇先日国会の討論で、ある女性議員が若い女性に子宮頸がんが爆発的に増えている、それは性交によるウイルス感染が原因である、薬を早く認可すべきこと、検診手帳を学校教育の場で活用すべきこと等を真剣に訴えていた。

 この検診手帳は、「がん検診無料クーポン券」が同封されて今年度内に県内の対象者にも配布される。県下の市町村では現在準備中である。これは、本年度の国の補正予算で実施される「女性特有のがん検診推進事業」の一部である。

 女性特有のがんとは乳がんと子宮がんを指すが、性風俗とも関係していて深刻な社会問題となっているのが子宮頸がんである。

 私は県保健予防課から「検診手帳」の見本を入手した。手帳の主な内容は◎「はじめに」がんがまだ「他人事」のあなたへ、◎がん検診無料クーポン券の使い方、◎なぜ、乳がん子宮頸がんの検診は効果的なのか、7つの理由、◎がんと知ってがんと向き合うーがんに間する7つの誤解、等である。

 「はじめに」の項では、乳がんて何、「子宮頸がん」てなにとそれぞれを簡単に説明し、特に子宮頸がんはヒト・パピローマウイルスの感染が主な原因で20代~30代で急増していること、しかしこの子宮頸がんはがん検診が最も有効で検診はいたって簡単であり、この検診を受けることが「がんで命を落とさないための特効薬」なのですと呼びかけている。

 欧米では8割以上の女性が子宮頸がん検診を受けているといわれている。この点における日本の女性の受診率は非常に低い。群馬県の統計によれば、子宮がんの受診率は、平成16年は19.1%。そして、平成17年度は24.8%である。20歳代に急増しているといわれる子宮頸がんに限れば、受診率は更に低いに違いない。

 これに対する有効な対策は、学校教育の場で正面から取り上げることではないか。これは、がん対策としては勿論であるが、性教育の面からも有効な手段ではないかと思う。「群馬県がん対策推進計画」では、子宮頸がんは、HPV(ヒト・パピローマウイルス)との因果関係が明らかながんで、このウイルス感染は感染症の一つであること、若年層の啓発活動を行うことが目標であることが明記されている。

 目標は具体策によって実現しなければならない。その具体策を県は示していないのではないか。私は、具体策の一つとして、今回の「検診手帳を」アレンジした教材をつくり、学校で教えることを提案したい。

◇新型インフルエンザ感染が県内で2例確認された。世界的大流行の中にいるが人々はほとんど恐怖感を持たない。そんな中で、強毒性の鳥インフルエンザの最大流行地のインドネシアに「新型」が上陸した。ある専門家は二つのウィルスが混ざり合って強力な新しいウィルスが出現する可能性を指摘する。この秋冬に強毒性に姿を変えた新型が襲来する危険性は高い。県もそれに備えなければならない。(読者に感謝)

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