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2009年7月26日 (日)

遙かなる白根(105)100キロメートル強歩序曲

第4章 白根開善学校の実態 ― いじめと父母会 ―  

子どもたちが抱えるこのような様々な問題に、子ども、学校、父母たちは、どのようにとり組んでいるか、そもそも彼らがよりどころにしている基盤は何か、それはどのようにして作られたのか。これらを、学園に関わる人々の生の声や実際の出来ごとを材料にして学園の内部から見ることにしたい。 現在(1999年)、教育の荒廃が叫ばれる中で、学校・家庭・地域社会、それぞれの役割の自覚とその間の連携協力の必要性が強調されている。白根開善学校は、学園全体が、家庭であり、学校であり、また地域社会でもある。その上で、全国に散らばった各家庭がこの学園と密接に結ばれ学園を支援するという特別の構造が白根開善学校を支える骨格となっている。 父母会は、父母立学校といわれるように白根開善学校を支える重要な柱なのである。昭和54年に学校がスタートすると間もなく、この父母会が誕生した。 そして、父母会広報紙「白樺」も同じ頃発行されることになった。この「白樺」は白根開善学校の実態を知る上で非常に重要である。 父母会初代会長の田村万司氏は、「白樺」の創刊号で、学校がスタートしたことの喜びと関係者に対する感謝の言葉に続けて、次のように述べている。「父母会の皆様には、常に学校のこと、子どもの将来のことを考えて、他人まかせでなく自ら率先して行動し、生徒の模範となるよう努力していくことを願うものであります。父母会は、学校に対し、圧力団体であってはなりません。しかしまかせ放しにするのではなく、いつも側面から援助し、参加して、学校の発展と進歩のために、労を惜しまないでやってゆきたいと考えます。これが、子どものしあわせを願う父母の心だと思います」 また、本吉校長は、この「白樺」創刊号の「父母会の発足にあたって」と題する文で、白根開善学校の一つの特色は、「多くの心ある国民と父母の力を集めて教育の理想を実現しようとしている国民・父母立学校であるということです」と述べている。更に、ある母親は、やはり「白樺」の中で次のように発言した。 ◆土・日・祝日は、中村紀雄著「遥かなる白根」を連載しています。

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