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2009年4月30日 (木)

「薬物依存症の恐怖・群馬ダルクを応援」

NPO法人「群馬ダルク」を応援することにした。きっかけは、カトリック新聞にダルクのスタッフ平山君が書いた体験談を読んだ事だ。薬物依存症の恐ろしさを、この記事によって初めて知った。脳が受けた傷跡は完治することがないという。

 平山君は次のように記述する。「薬物依存症とは、生き方、考え方が薬物に支配されてしまう病気です。薬物を使用するために生き、生きるために薬物を使い、行き着くところは、刑務所、精神病院、施設、死しかありません」依存症から抜け出さねばこうなると真剣に訴えている。

 私が群馬ダルクを訪ねた後、しばらくして、代表者のポールさんがスタッフの平山君、ショーンさんと共に、私の事務所を訪ねた。3人とも依存症で苦しんだ過去を持つ。3人は、それぞれ面白いキャラクターだった。

 平山君は、慶応大学附属高校卒で優しそうな好青年である。ポールさんは195cmの長身、ショーンさんは、丸太のような腕と岩のような胸をもつヘビー級のレスラーのような男である。ポールさんは、米国防総省衛生下士官の経歴を持ちサウジアラビアやクエートに勤務し戦場の救護隊で活躍したことがある。肩には撃たれた弾の痕があるという。

 彼らは、「薬物依存症の人々を社会に送り出そうとしている。自立した生活を送れる日まで、生きていくための知恵を学ばせようとしている」

 屈託のない彼らの表情から薬で苦しんだ過去をうかがう事は出来ない。それだけに、彼らの語る事には説得力があった。子どもたちに聞かせたら非常に効果的だろうと思った。

このような事を地元の中学と自治会に話したら、賛同が得られ、7月の終業式の日に、体験を語る会が実現することになった。

◇25日の私の「ふるさと塾」のテーマは北朝鮮であった。金日成、金正日の系譜、朝鮮戦争、軍優先の独裁国家、ソウル五輪を阻止する目的で実行した大韓航空機爆破、実行犯で死刑判決を受けた金賢姫、成田で逮捕された金正日総書記の長男金正男、等々に話は及んだ。

 このふるさと塾には、群馬ダルクの平山君が出席していた。話しが終わった後で、手はず通り私は彼を紹介した。平山君は、薬物依存症の恐さに触れ、それは自分の頭に残り消えることはありません、負けて手を伸ばせば元に戻ってしまいます、今は自分の体験を活かして、依存症で苦しむ人を助ける仕事をしています、と語った。資金不足で困っていることを知って2万円を寄付してくれる人がいた。

 この事も含め有意義な塾だった。北朝鮮に続いて、来月は韓国のことを聞きたいという人がいた。要望にこたえ、韓国の歩みを大統領を中心に話したいと思う。李承晩や金大中を取り上げるつもりだ。東京から拉致され、一度は死刑判決まで受けながら復活した金大中には特に注目したい。私の「日記」を読む人は、塾にも参加して欲しいと思う。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。

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