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2009年2月27日 (金)

「県立病院の危機。新型インフルの講演会」

◇今議会では、少子化対策がいろいろな角度から取り上げられている。昨日は、まずショックな数字が耳に飛び込んだ。未婚率だ。昭和30年本県男性の未婚率は1.09%であったが、平成17年には、同じく男性で16.6%となった。大変な数字だと思う。

 資料によれば、未婚者の約9割は、結婚する意志をもつ、そして、結婚しない理由は男女とも「適当な相手にめぐり会わない」ことだという。

 少子化の問題は、人口が減って社会の活力が失われるとか、将来社会を支える者の負担が増えるといった、社会全体の問題として、あるいは経済の問題として、論じられている。しかし、私は、より深刻なことは結婚したくても出来ない人たちの個人の問題であると思う。

 ひとたび生をうけて、愛する人とめぐり会って家族をつくることは人間の生きがいである。それを望みながらなし得ないことは大きな不幸である。先日、このブログでとり上げた、行政が仲だちをする「ぐんま赤い糸プロジェクト」のような工夫に行政はもっと力を入れるべきだと思う。

◇県立病院の赤字体質が質(ただ)された。全国の957の公立病院のうち、688が経常赤字を出した。そういう状況の中で県立病院改革プランがつくられた。どのように改革を進めるのか。赤字の最大の原因は医師不足ではないかと質問者は病院副管理者に迫っていた。

 県立病院は4つの専門病院から成る。プランの目的は心臓疾患、精神疾患、がん治療、小児医療というそれぞれの病院の使命と役割を果たすための改革である。改革の具体的目標は、医療サービスの向上、センター機能の向上、経営の健全化である。赤字については、群大病院、医師会、民間病院と連携をとって、3年を目安に解決する、と副管理者は答えていた。

 全国の公立病院は、地域医療の根幹を支えているが、医師不足や経営状況の悪化のため、統廃合や閉鎖が相次いでいる。本県の県立病院についても問題点を根本から考える時が来た。答弁にあるように、群大や民間との役割分担を考えて、県立病院として本当に必要なものは何かを検討しなければならない。

◇自民の村岡さんが新型インフルエンザ対策について質問する予定であったが時間不足で出来なかった。前回の議会と比べ、今回はこれを取り上げる人が少ないが、私はその動向が気になっていた。

昨日(26日)の夜、地元の芳賀公民館で小澤・県衛生環境研究所長が「新型インフルエンザの脅威と対策」と題して講演した。地域が危機意識をもって普段から対応を考えることが重要なのである。昨年12月、県の担当者の話を聞いたが、それを発展させた地域の学習会だった。私が冒頭挨拶して小澤さんを紹介した。小澤さんは、映像を使って、非常に明快な説明をしておられた。質問する受講者の姿を見て意義のある講演会であると思った。(勇気をもって考えよう)

☆土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。

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