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2009年1月23日 (金)

「県議補選、中村紀雄氏乱戦を制す」

1123 ◇補欠選挙で頭を痛めることはいつも投票率が低いことである。過去3回の前橋市選挙区における県議補選の投票率と有権者数を次に示す。

 昭和63年 7月10日 202、155人 (48.11%)

 平成 8年12月 1日 219,079人(29.40%)

 平成17年 5月22日 223,985人 (26.21%)

因みに昭和63年7月の補選は、私が初当選したときの県議補欠選挙で、これは知事選と同時に行われたもので、他の2つは単独の選挙である。そして、現在進行中の県議補選は、前橋市・勢多郡選挙区で行われており、有権者数は278、146人である。

 私は、今、20年前の自分の補選を懐かしく振り返る。当時の上毛新聞は、「中村氏、乱戦を制す」の見出しで初当選の状況を大きく報じた。

その中に、次のような記事が見られる。「アカネ淑郎氏の前橋市長選出馬に伴う県議補選は、中村紀雄氏(47)が菅野氏等3人を破り保革乱戦を制した」、「中村氏は、昨年4月の県議選に初挑戦したが、最下位当選者との得票差263票というわずかな差で涙をのんだ」、「自民党公認が見送られた中村、菅野両氏はともに地盤とする市北東部で激突、激しく競ったが、『フレッシュ』さを協調する中村氏が浮動票を集め勝利を収めた」この時の私の得票数は34,831。この数字を「見よ万ざい」と読む人がいた。

◇早朝6時40分前橋青果市場へ(22日)。小雨が落ち、まだ濃い闇が漂う中、野菜や果物の山の間を、人々が動き、威勢のいい声が飛びかっていた。選挙のたびに候補者は必ずここにやってくる。市場は公平に受け入れているようだ。7時少し過ぎ放送が流れると野菜の山に囲まれたスペースにハチマキや仕事帽のおじさんたちが集ってくる。選挙のたびごとに人数が少なくなることを感じる。政治に対する関心が低下しているのか、それとも農業や市場の活気が落ちているためか。特に県議補選に対する関心は低い。私は、選対事務長としてマイクを握りながらオバマの就任演説に集った大群衆を思い浮かべた。

◇夜、旧勢多地区の2つの決起集会に出た。ここでは山本龍さんの老いたお母さんがマイクを握った。息子を頼みますと訴える母親の姿には心を打たれる。正直でいかにも善人という母の姿そのものが龍さんの人柄を雄弁に語っているように見えた。

 ある会場で、私は次のように語った。「皆さん、大統領の就任演説に集ったあの熱気を御覧になったでしょう。政治に参加して、大統領と力を合わせて危機を脱出したいと願う人々の姿です。ここにお集まりの皆さんも同じだと思います。日本もいま大変な危機にあります。政治家と市民が力を合わせなければなりません。そのためには、信頼できる政治家を選ばねばなりません。政治に対する信頼が失われている今、政治に対する信頼を回復しなければなりません。それが今回の県議補選の目的であります」

(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。

 

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