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2008年12月 2日 (火)

「特別委の参考人として川崎市副市長が」

◇いわゆる高木疑惑を追求してきた特別委員会も終局が近づいている。昨日は、元群馬県住宅課長、現・川崎副市長の高井憲司氏が参考人として出席した。

 いくつもある疑惑の中で注目すべきものの一つが元総社の土地に関する件である。上空に十数万ボルトの高圧線が走り、誰が見ても県営住宅建設に不適切な土地を高い値で県(住宅供給公社)は高木建設から買った。その口利きをしたのが高木元県議であるとされた。

 これまでに、高木元県議の関与を高井・長部の二人の元県住宅課長が証言していた。(1)高井憲司氏は、高木不動産関連の不動産業者から土地購入を打診された際、根抵当権が設定されていることなどを理由に断ったところ、「高木氏が断った理由を聞きに来た」と回答、(2)長部英二氏は、当時県議だった高木氏から「高木建設の話を聞いてやってくれないか」と土地購入を持ち掛けられたと証言した。これは、高木氏の直接的な働き掛けが公の場で指摘された最初だといわれている。

 そして、この(1)、(2)について、高木氏は、「そういうことは絶対にない」と否定したとわれる(今年426日の上毛新聞)。

 私は(1)について、高井憲司氏に質した。「高井さんは、根底当権がついているから購入を断ったら、高木県議が断った理由を聞きにきたと述べ、高木氏は、そのようなことは絶対にないと発言しているがどちらが本当なのですか」と。高井さんは、自分は間違いなくそのように述べたと、明言した。

◇実は、県住宅課は、元総社の土地取得につき、担当者から聞きとりを行い、内部調査報告書を作成した。その中でも、(1)、(2)のことは確認されているのである。私の高井さんに対する質問は、特別委員会の場で直接本人から(1)について確かめた点に意味があった。その他の点についても高井さんに、二、三質問し得るところがあった。

◇一連の疑惑は、県の行政改革につながる問題でもあった。この点に関し、9月議会の私の質問に答えた大澤知事の発言は注目すべきものであった。私は、行政改革を進める上で重要なことは、行政の施策につき、責任の所在をはっきりさせること、特に行政のトップに立つ者の責任を明確にすることが重要だとして大澤知事の考えを質した。小寺前知事が元総社の土地に関して、一切関与していない、自分に責任はないと発言したことを私は問題にしたのである。大澤知事は、高木元県議の口ききなどをあげ、10億円を超える土地をよく検討しないで買い、購入後1年後には方針を変え、以後14年間も土地は放置された点につき、小寺前知事の責任は極めて重いと明言した。私は、このような大澤知事の決意を踏まえて、参考人も県の職員も、問題の解明のために積極的に取り組むべきだと発言した。12月の議会が始まる。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。

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