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2008年12月 5日 (金)

「金子一郎県議の死」「九月議会における大澤知事の重大発言」

◇昨日(4日)早朝7時、電話で金子さんの訃報を受けた。正に寝耳に水である。重体は脱したと聞いていたが実際は危険な状態だったのか。昨年3回目の当選を果たし自民党総会長の要職にあった。まだ59歳であった。病名は間質性肺炎だという。これは非常に致命的で治療も難しい難病で、美空ひばりは、特発性間質性肺炎により52歳でなくなった。

 今年になって2人の現職県議と1人の元県議が亡くなった。金子泰造氏(5月死亡・64歳、市長選のため今年になって県議を辞職していた)、小林義康氏(8月死亡・59歳)、そして今回の金子一郎氏である。人生80年時代なのに、余りに若いこれらの人々の死である。

 金子一郎さんの死によって前橋市・勢多郡区では補欠選挙が行われる。選管へ欠員の届出をしてから50日以内に行う。原則として、一つの選挙区で2人以上の欠員が生じた場合に補選は行われる。金子泰造さんの死があったので、金子一郎さんの死によって、補選の要件が整ったのである。今回の補選の投票日は1月25日に決まりそうだ。前橋市議会議員の投票が2月15日だから、来年は新年早々慌しくなる。

◇12月議会は県政の一年を振り返る機会である。そこで、8日から始まる本会議一般質問を前に、9月議会における大澤知事の重大発言を確認することが必要である。小寺前知事は、元総社の土地に関する県の関わりにつき一切の責任を否定した。このことに関して私は9月議会で大澤知事の考えを質した。次に、私の質問に答えた、大澤知事の発言の要点を揚げる。

「一般論として、行政の組織の中で起きたことは、当然、行政のトップたる知事の責任である、と私は理解しております」「明らかになった問題点の一つは、土地を購入する際、その利用目的をしっかりと見極め購入の必要があるか否か、利用目的にとって適切であるか否か、価値は適切か等、必ずしも十分な検討がなされてこなかったのではないかということであり、これは言いかえれば、お預かりした県民の大切な税金を使って県民のための県政をおこなっていなかったのではないかということであります」「元総社の土地については、高木元県議からの口ききがあり、当時の出納長の指示もあり、高木建設との間で、10億円を超える用地の売買契約に至っておりますがその間しっかりとした検討がなされてこなかったのであります」

「土地購入の一年後には早くも小寺前知事は方針を変え県営住宅建設は凍結され以後14年間も放置されてきました。小寺前知事の責任は極めて重いといわざるを得ません。責任がないという小寺前知事の発言は知事の責任を放棄していると思うし、そのような県政への姿勢がこの問題を生じさせた遠因ではないかと考えております」

 大澤知事のこの発言は、小寺県政を痛烈に批判し、大澤県政の新しい方向を県民に示すものであった。私たちは今、この発言の意味をかみしめる必要がある。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。

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