「麻生内閣誕生・本県から2人が入閣」
◇本県出身の国会議員が2人入閣した。参議院議員の中曽根弘文さんが外務大臣に、衆議院議員の小渕優子さんは少子化担当大臣に、それぞれ就任した。2人とも元総理大臣の子どもさんである。優子さんは、昨年の知事選のときは大きなおなかをして、応援演説にかけつけ、2人で頑張りますと張り切っていた。その後、長男を出産した34歳のママである。少子化担当大臣として適任である。県議の間からは、あと2人位産んで欲しいという声もきかれた。
興味ある顔ぶれとして、私は、総理大臣の麻生太郎、法務大臣の鳩山邦夫、厚生大臣の舛添要一、経済財政担当の与謝野馨の各氏を挙げる。
麻生さんは吉田茂の孫、鳩山邦夫は鳩山一郎の孫である。吉田茂は日本の独立を実現させ戦後の日本の基礎を築いた大宰相といわれる。そして、鳩山一郎は、日ソ国交回復を実現させた。二人とも骨太な、そして、高い見識と理念をもった立派な政治家であった。孫たちが偉大な祖父と比べて小粒とか軽いと言われるのは止むを得ないことだ。
舛添厚労相は、新進の東大助教授であった。現在政治家として活躍している姿を見ると、もともと彼の性格は、おとなしく学者として東大にとどまっているタイプではなかったのだと思える。麻生さんが官僚は使いこなせといっていたが、そのためには、舛添さんのような存在も必要だと思う。
与謝野馨氏は与謝野鉄幹、晶子の孫である。一般には鉄幹より晶子のほうが有名だ。日ロ戦争のとき、「君死にたもうことなかれ」と歌った情熱の詩人である。経済財政大臣に就任した与謝野氏は今回の閣僚の中では第一の政策通といわれる。喉頭がんを克服して政治に臨む決意の底には晶子から受け継いだ情熱が流れているのかも知れない。
麻生総理は、この閣僚で選挙を戦い抜くと語った。小沢民主党との天下分け目の戦いが刻々と近づいている。南波幹事長を囲んで、1区から5区までの代表世話人を務める県会議員が、各区の情勢を話し合った(24日)。1区は尾身代議士(中村)、2区は笹川代議士(田島)、3区は谷津代議士(金田)、4区は福田代議士(関根)、5区は小渕代議士(南波)。( )内は、代表世話人の県議である。厳しい情勢ではあるが、群馬県は全区で自民党が勝てると思う。私は、既に、尾身さんのすさましい気迫に接している。
◇今月のふるさと塾は、「北方領土」をとりあげる。歯舞・色丹・国後・択捉の北方四島を、映像を使って説明する。平和に慣れ、現状に満足するくせがついた日本人は、北方領土についても関心が薄い。これらの島々は、古くからアイヌ人が住み、松前藩が支配していた日本固有の領土である。ソ連、そしてロシアが不法に占領している状況は、日本の島々が拉致されているようなものだ。北方領土全体の面積は、福岡県に相当する大きさである。それを囲む豊かな海の大きさを考えれば、北方領土の価値は測り知れない。ふるって参加して欲しい。(読者に感謝)
★土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。
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