「今議会の大きな問題点は」
◇本会議場における私の質問は25日に行ったが、用意しながら、時間の都合で取り上げることが出来なかった質問が2つある。(イ)土地開発基金の問題点及び(ロ)指定管理者制度についてである。これらは、行政改革の問題点として取り上げるつもりであった。
時間が足らなくなった理由の一つに、私が第一に取り上げた元総社の高圧線下の土地取得に関する小寺前知事の責任問題に、大澤知事が、突っ込んだ明確な答弁をし、それにかなり時間をかけたことがある。(イ)、(ロ)は重要な問題なのでその要点を説明する。
(イ)・(土地開発基金の問題)。基金の目的は公共の目的のために予め土地を取得すること。基金の額は100億円であるが、既に80億円の土地が小寺前知事の下で買われ、長い間塩づけになっていた。中には、はっきりした目的を定めずに購入した土地もある。
「なぜ、今まで利用あるいは処分できなかったのか、80億円で購入した現在の評価額はどうなっているのか、当時の価額と現在の価額の間に大きな差ができてしまって、処分すれば赤字が明確になるのでそれを隠すために処分しなかったのではないか、これは臭いものには蓋をしておくという長期政権の弊害ではないか、知事が代わった今こそ、本来の基金の状態に戻すべきである、現実に合った評価をし直し、不要な土地は処分すべきであるし、その他は適切な利用を検討すべきではないか、知事の決意をお聞きしたい」、このような質問を予定していた。10月2日の委員会で改めて質問しようと思う。
ふるさと塾で、このことを話したら、ある人が、「県民の財産が大きな損害を受けた。責任者に賠償責任を求めることはできないのか」という発言があった。一般の県民の感情だろう。
◇行政改革の大きな課題は、県の仕事を外部にまかせることである。これは、外部委託によってコストを削減させ、サービスを向上させることが目的である。ある調査では、民間に委託することによってコストが半分になる可能性のものもあるという。指定管理者制度は、公の施設を外部に委託する制度である。既に53施設が対象になって外部委託が進められてきた。県営のゴルフ場などもその例である。そして、まだ、52の県直営の公の施設があり、そのうち、24が外部委託の対象として検討されている。それらの中には、北毛少年の家、東毛少年自然の家、妙義青年の家、生涯学習センター、土屋文明記念館、昆虫の森、ぐんま天文台、自然博物館などもある。県民の皆さんには行方を見守ってもらいたい。特に、昆虫の森や群馬天文台は巨額の建設費をかけ、現在も毎年、膨大な費用が出ている。その活用の仕方が問われているのだ。公の施設は、それぞれ、役割と使命がある。それを実現出来る委託先を選ばねばならない。選定委員会の在り方も問われる。この問題も、委員会で取り上げ、ブログで紹介したい。(読者に感謝)
★土・日・祝日は、中村のりお著「遙かなる白根」を連載しています。
| 固定リンク


コメント