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2008年7月25日 (金)

「いかにも多い地震、巨大地震は近いのか」

◇暑い夜、眠れずにいたら、ユサユサと来た。地震だと思ってテレビをつけると、地震を知らせる文字が流れ、画面は直ぐに地震のニュースに切り変った。アナウンサーは、「東北地方に強い地震が発生しました」と告げ、震源は岩手県沿岸北部であること、岩手県洋野町で震度6強と報じた。24日、午前026分であった。

 その後、ほぼ全ての局が一斉に地震を報じ始めた。東北のまちのゆらぐ夜の光が映される。東北が震源だというのに、東京都千代田区が震度3と聞いて大きな地震だなと思った。

 マグニチュードは6.8、深さは108キロである。この地震の特色は、日本列島の下に東側から沈み込んでいくプレート(岩板)の内部で起きたプレート内地震だということ。100人を越える重軽傷者が出た。比較的被害が少ないのは、震源が深いからである。

◇岩手と聞いて、またかと思った。先月14日、岩手県で大地震が起きたばかりである。山が割れ、広大な赤い土が地球のはらわたのようにむき出しになった光景は、まだ目に焼きついている。

 あの地震は、岩手・宮城内陸地震と命名された。マグニチュードは7.2、震源は浅く8キロだった。このときは、6人の死者と11人の行方不明者が出た。

◇それにしても、東北から茨城にかけて地震が非常に多い。地震調査委員会によると、宮城県沖では、今後30年以内に、99%の確率で、マグニチュード75前後の地震が発生するとされる。

 実は、05年宮城県沖でマグニチュード72の地震が発生したが、これは、調査委員会が想定している地震ではないのだという。

◇最近頻繁に起きる地震のニュースに接して素人の私は、もっと大規模な地震が近いと予感してしまう。地球は生きていて、内部は熱く激しく動いている。私たちは、地球の表面を包む薄皮の上でほんの一時の平穏を楽しんでいるのだ。

 人間の世界が狂い出した事と、地球の内部が騒がしくなった事は、関係があるのかもと思ってしまう。

◇桐生第一高校の生徒星野君が殴られて死亡した。加害者は前橋市の無職少年(15歳)で、この6月まで同校の同級生だった。インターネットのサイトに書かれた内容に腹が立って殴ったと供述している。桐一の高橋校長は、「教育の力のなさを感じる」と語っている。

今日は、インターネット社会である。インターネットを悪用した犯罪が氾濫している。今回の事件は、インターネット上で自己紹介するプロフィールサイトへの書き込みをめぐるトラブルだという。書き込みの内容そのものが、違法というのではなく、星野君が書いた内容が気にくわないという事らしい。少年たちが、インターネットにどっぷりつかっていること、インターネット社会で生きる少年たちの大変さを改めて感じた。

◇今回の事件に関して、子どもたちが携帯電話に縛られて生きている苦痛を改めて思った。彼らは24時間、どこにいても窮屈な人間関係から開放されることがないと、ある人が私に訴えていた。力を合わせ、健全なインターネット文化をつくりたい。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村のりお著「望郷の叫び」を連載しています。

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