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2008年7月10日 (木)

「サミット終わる、福田さんは頑張った」

◇昨日の「日記」を読んだ若者からサミットの歴史が分かったというメールをもらった。再びポイントを挙げる。サミットは「山の頂き」という意。そこから首脳とか首脳会議の意に使われている。今はG8だが、スタート時はG6だった。Gはグループのこと。6ヵ国首脳のグループ(あつまり)である。石油ショック後の世界経済の安定を話し合うためフランスの提唱により英、仏、西独、米、伊、日の6ヵ国で始まった。来年はイタリアで開かれる。G8は、上の6ヵ国に、カナダとロシアが加わる。CO2削減で、G8と新興国とは意見の一致を見られなかった。中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカなどをサミットの正式メンバーに加えてG13にすべきだという意見が強く出されたのはそのためである。

 福田首相に対する評価はまちまちだ。20点とかCマイナスとかの厳しい見方もある。私は、よくやったと思う。近く世論調査が行われるだろうが、支持率は、かなり上がると思う。

 今回のサミット、そして、サミットの歴史を振り返って、私は、日本が世界の先進国であることを確信した。そして、先進国であることの要点は、工業だけでなく民主主義が根付いていることだ。日本の民主主義を支えるものは、日本国憲法である。これは、人間の尊重、つまり基本的人権を高く掲げる点で世界に誇るものである。自信を失っている私たち日本人は、日本の真の実力を、今、改めて見詰め、自信と誇りを持つべきである。

 日本人が最も嫌う国はロシアである。北朝鮮に至っては論外だから好き嫌いを問う以前の事である。今回のサミットでは、地球温暖化・食糧・原油の高騰が世界共通の注目される緊急のテーマであったが、拉致問題と北方領土問題も日本人が腹に据えかねる重要問題である。

 北朝鮮は犯罪国家である。国民を飢えさせている独裁政権は、いずれ、歴史の屑かごに消える運命にある。「拉致」は、主権の侵害であり、国家による略取誘拐罪である。今回、初めてサミットの首脳宣言の中に拉致の文言が盛り込まれたことは大きな成果であると思う。

私は先日、ある所で、映画「氷雪の門」を見た。日本人の娘たちが、北方領土に侵入してきたソ連軍を前にして通信の業務に最期まで取り組み命を捨てた物語である。

ロシアの新大統領との間で、懸案の北方領土問題は進展しなかった。歯舞(はぼまい)、国後(くなしり)、色丹(しこたん)択捉(えとろふ)の四島は北海道の一部だった。第二次大戦末期旧ソ連軍は、これらの島に侵入し、日本人を追い出し不法に占拠を続けている。世論の盛り上がりがポイントだが日本人は怒りを忘れてしまった。

第二次大戦における、交戦国との平和条約は、1951年サンフランシスコで、ソ連、中国などを除いて結ばれた。その後、中国との平和条約は福田赳夫内閣の時結ばれた。ソ連との間では、鳩山内閣の時、国交回復は行なわれたが、平和条約は結ばれていない。それは北方四島が返された時結ばれることになっている。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村のりお著「望郷の叫び」を連載しています。

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