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2008年7月 1日 (火)

「コンビニの24時間営業の規制・たばこ千円の意味」

◇コンビーニィエンスは便利という意味の英語である。語源が何かとは無関係にコンビニという言葉はすっかり定着した。日用品は何でも用が足りる誠に「便利」な存在である。

コンビニの深夜営業を規制しようという動きが広がっている。これは多くの問題点と結びついている。私が、この問題を意識するに至ったきっかけは、妻の昔の教え子でコンビニの店長をしているN君の訴えを聞いたことである。

 彼はセブンイレブンの店長である。彼は本部の方針とは違って深夜の規制に賛成である。店舗の経営者は多くがN君と同じ考えだという。

 N君が挙げる要点を紹介する。(1)ほとんどの店が深夜の時間帯は赤字である。(2)未成年の深夜徘徊及び、たばこ、酒購入の温床になっている。(3)コンビニ強盗は、深夜6時間に集中している。(4)閉店時間を設けそれに近づいたら安く見切り販売すれば廃棄食品が少なくなる、など。

 一方、24時間営業を主張する立場は、緊急避難所としての機能、深夜労働市場の提供、生活の利便性などを挙げる。

 私は、深夜規制に賛成である。それは、主に青少年の健全育成と地球温暖化防止のためである。群馬県は青少年健全育成条例を設けて子どもたちの深夜の徘徊をなくそうとしている。温暖化防止は差し迫った問題である。そのためには、市民の生活スタイルを変えなければならない。

深夜のコンビニをなくすことは、夜型の生活をなくすための象徴的意味がある。コンビニだけでなく多くの業種が深夜の数時間営業活動を停止すればエネルギー消費の削減効果は大きいに違いない。一般市民もならって生活スタイルを改めれば、トータルとしてのCO2削減効果は莫大なものになるだろう。

 群馬県は、今後、地球温暖化防止条例を作る中で、コンビニの24時間営業規制をどう盛り込むか検討する予定である。

◇私は40歳の時、妻の癌死を機にタバコを止め、以来一本も吸っていない。県議会でもタバコを吸う議員は少なくなった。それでも会議の時狭い部屋で隣の人が無神経に流す煙に困ることがよくある。漂って来る煙に怒りを込めてフッーと息を吹き付けることもある。議員は人混みでの喫煙を控えないと票が減るだろう。そういう時代になった事を強く感じる。

 近くタバコが千円になるという。タバコをやめる県会議員はいるだろうか。これまで日本のタバコは安かった。千円たばこは税の増収と禁煙効果の両面から議論されている。

 ある試算に寄れば、現在の消費量が変わらなければ、95000億円の税の増収になる。私は値上げが禁煙に結びつくことを期待した。最近若い女性と少年の喫煙が増えている。こういう層にとって一箱千円は負担だろうから禁煙に踏み切る人が増えるのではないか。ある研究では、1000円にすれば、喫煙者の9割が禁煙を考えるという。英国は1290円、フランス782円、日本300円。たばこ一箱の価格である。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、中村のりお著「望郷の叫び」を連載しています。

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