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2008年2月 7日 (木)

「公開討論会の光景」(6日)

◇青年会議所主催の市長選挙公開討論会は午後7時から前橋テルサで行われた。青年会議所理事長は開会に当たり、討論会が投票率アップにつながることを願うと挨拶した。コーディネーターは群大の小林准教授。席順はクジで決められたが高木、金子、生方の順となった。連日熱い火花を散らしている高木、金子の両氏がお互いの息使いと体温が伝わるような位置に着いたことも両者をエキサイトさせた一要因であったと思う。

 コーディネーター(調整者)がルールを説明するとすかさず高木市長は、せっかくの討論会だから形式的なものにせず自由に議論し合えるようにして欲しいと提案。金子さんは、ルール通りにやるべきだと反論した。当然ルールに従って行われたが、それは、当事者同士のディベート(討論)は行われず、与えられた課題について限られた時間内で自分の政策や考えを発表するというものであった。高木市長は自分の発言の冒頭で、いわれのない誹謗中傷が行われていると金子陣営を非難。真面目な金子さんは老獪な挑発に載せられた感もあった。政策を競うとなれば、市政の実行者である市長は断然有利である。

 質問の中には、コンパクトシティとか道州制に関することがあった。これらは、現在の前橋の課題との関連で、前橋の将来像と結びつけて論ずるべきことである。金子さんは勉強していたことを真剣に論じていたが、これらは一般の人には少し難しいことなので真面目に発言した方が不利だったかもしれない。高木さんは、これらにはほとんど触れず、現在の市政を語った。一般の聴衆は自分の分かることにしか耳を傾けないものだ。青年会議所が今回の討論会に真剣に取り組んだことには敬意を表するが、質問項目の選び方や進め方のルールについては今一工夫して欲しかったと感じた。GTVは全部を中継した。市長候補予定者の並んだ姿から人物像を比較観察出来たことが今回の討論会の成果であったかも知れない。

◇討論会が終わったのは午後8時半。記者たちと立ち話しをした後、金子事務所へ向った。9時半から幹部の選対会議。皆疲れた顔をしている。激論を交わす場面もあった。昨年4月の県議選を思い出した。この事務所は喧嘩が少ないと思う。そのことが良いことかどうかは別であるが。祈願祭のこと、出陣式のことなど一通り議論をして結論を出したとき午後十時半を回っていた。戦いだと思えば多少の辛さは何でもない。苦しみの中から血路を開かねば勝利はつかめないのだ。

◇毒入りギョウザの謎が深まり激震は全国に及んでいる。問題はギョウザだけではない。国も行政も企業も食の危機に対して無力であることを露呈した。地方行政の役割は大きい。食育、農産物の自給率アップなど真剣に取り組むべきだ。オリンピックはどうなるのだろう。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載しています。

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