« 「血戦の火蓋は切られた。29会場は熱く燃えた」(10日) | トップページ | 「戦いの終結が近づく。日毎に高まる手ごたえ」 »

2008年2月13日 (水)

「各地の情況・殺気立つ陣営」

Img_0212  百か所以上の拠点遊説が行われた。拠点ごとに小規模な集まりをつくり、そこへ候補者が回っていき、演説をし、握手をする戦法である。選挙を知らない人は、選挙カーで大声をあげて走り回ることに対して批判的である。無意味だと言う人もいる。しかし、民主主義は有権者の実態の上に立つものである。まちのおじさんやおばさんは、候補者が回ってきたか、目を合わせる候補者の表情、声にこもる感情なども判断の材料にしているのだ。とはいえ、これは最低限の効果だ。選挙戦の歴史は、より効果的な選挙カーの使い方を模索する過程であったともいえる。拠点遊説は一つの到達点である。

 これにもいろいろあるが、私が県議選の時採用した戦略は、後援会が広がる一帯に十数か所のまち角の拠点を設け、それぞれに時間差をつけて数十人の人々に集まってもらい、次々に回っていくやり方である。このような事は後援会組織がしっかりしている所でなければ実現できない。だから、数人から数十人くらいの集まりを各地に予定して回っていくやり方もとられる。今回の市長選では、国会議員、県会議員、市会議員の組織を使って様々な形の拠点遊説が行われている。12日午後5時40分ごろ、私の事務所でも30人ばかりの小集会を急遽計画し、拠点遊説のルートの中に組み込ませた。私の熱心な支援者がいて、「私はのりおさんが好きだから、あなたを応援するのよ」と言うと、K候補は、顔をほころばせて「ありがとう、ありがとう」と言っていた。夕闇の中、赤いあかりをつけた選挙カーが去っていった。Img_0214

 夜8時半過ぎの幹部会は緊迫していたが、それは最後の力をふるって敵にとどめを刺す戦国武士の作戦会議はかくやと思わせるものであった。私は情況を聞いてひそかに勝利を確信した。

◇オバマ氏の連勝が伝えられ、アフリカ系黒人大統領の実現が近づきつつあると感じた。スーパーチューズディの後、ルイジアナ・ネブラスカ、ワシントンの3連勝が伝えられたが、今度はメーン州を制して4連勝となった。これ迄の獲得代議員の総数は、まだクリントンの方が多い。クリントン1,148、オバマ1,121でその差は27.スーパーチユ―ズディの直後の差は93であったから、オバマの猛追ぶりは凄い。

 人類の歴史を振り返るときアフリカ系の黒人の大統領が実現することは正に驚天動地の出来事である。オバマの父はケニアの出身だという。人類の歴史は肌の色による人種偏見の歴史であった。白を頂点とし黒を最下位に位置付けその間に黄色や褐色があった。そして肌の色は優劣と一致し、黒はいまわしい色とされ、黒人は進化の過程から外れた人種とさえ言われた。奴隷制を克服して歩んできたアメリカの正義の基本には人種の平等がある。イラクでつまづいてアメリカの正義が疑われ出した時にオバマが台頭したことに大きな意義がある。そこには、アメリカの誇りである正義を取り戻したいというアメリカ国民の願いがこめられているに違いない。(読者に感謝)

★土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載しています。

|

« 「血戦の火蓋は切られた。29会場は熱く燃えた」(10日) | トップページ | 「戦いの終結が近づく。日毎に高まる手ごたえ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「各地の情況・殺気立つ陣営」:

« 「血戦の火蓋は切られた。29会場は熱く燃えた」(10日) | トップページ | 「戦いの終結が近づく。日毎に高まる手ごたえ」 »