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2007年12月20日 (木)

「宇宙人は存在するか」

◇政府が初めてUFOに関する公式見解を出した。民主党の山根参院議員の質問主意書に対して、「これまでに存在を確認していない」とする答弁書を閣議決定した。また、その中で、「特段の情報収集、外国との情報交換、研究などは行っていない」、「我が国に飛来した場合の対応についても特段の検討を行っていない」ということも明らかにした。

 私は、かつてUFO少年だったことがある。振り返ればそれは、UFOが私の宇宙への夢をかきたてる存在であったことであり、また、宇宙は、子どもたちを引きつけてやまない存在であったことだと思う。学習塾の教壇で脱線して宇宙の話をすると、子どもたちは目を輝かせていたことが懐かしく思い出される。

 UFOは未確認飛行物体のことで地球外の知的生命、いわゆる宇宙人がのっているとされる物体のことだ。日本では、これまで、UFOや宇宙人は際物(きわもの)として扱われてきた。学者や政治家が正面から論じることは恥ずかしいといったムードが支配的であった。県議会でも宇宙人のことを話題にする空気はない。しかし、このような社会の現象は先進文明国日本の反省すべき点ではないか。子どもたちの理科離れが深刻だと言われているが、このことは、一般の大人たちの目が宇宙に向いていないことと無関係ではないと思う。

 外国では国が地球外生命を探ることに真剣に取り組んでいるところが多い。アメリカでは大変な国家予算を組んで地球外の知的生命を探るためのロケットを飛ばしているし、また、知的生命からの電波を受信するための大がかりな計画を進めている。

 ビッグバンで始まった宇宙は今も膨張を続け、その果ては135億光年の彼方であるという。ハップル宇宙望遠鏡は最深部の宇宙の情報を伝えている。限りなく存在する銀河、その中にまた限りなく存在する恒星、その恒星の中には地球に似た惑星を従えたものも無数にある筈だ。最近では地球に似た環境の惑星も次々に発見されている。生命が存在する星も広い宇宙には無数に存在するに違いない。しかし、仮に生命が誕生した惑星があるとしても、人類ように高度に進化した生命が存在するかとなると話が別のようにも思う。ある人は進化の過程は神が導いたと主張するし、又科学者の中には条件が整えば、数十億年の年月の中で地球上と同じような進化は起きるに違いないと論じる。

 政府が宇宙の知的生命について前向きに取り組むという姿勢を示すだけで、全国の少年の瞳は輝くのではなかろうか。教育再生会議は、近くまとめる報告のなかで理科教育の改革を打ち出し、小学校高学年に理科の専門教育を配置すると打ち出した。結構なことであるが子どもたちの宇宙の夢を育てる工夫も考えて欲しい。19日の新聞は、すばる望遠鏡が約110億光年彼方の銀河の形をとられたと報じている。110億光年過去の姿を私たちは見ていることになる。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載しています。

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