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2007年12月18日 (火)

「ビラ配り有罪はひとごとでない」

05120809pc080032 ◇朝7時半の会議。この冬一番と思われる寒さ。車のフロントガラスが凍っている。温かさが残る風呂のお湯で一気に溶けるが、直ぐに薄い氷の膜が出来る。吐く息が白い。

昔は普通だったこの時期の寒さが、今では珍しい事になった。ヒマラヤの氷河が溶けるとか、北極海の氷が小さくなっているとかのニュースが連日伝えられる。地球温暖化は絶望的なのかと思ってしまう。懐かしいような寒さである。寒気は立て付けの悪い我が家の中にも入り込んだ。トコはこたつの隅で丸くなっている。秋田県のナナは故郷に帰ったかのように葉の落ちた柿ノ木の下で元気がいい。この寒さは朝の会議にも緊張感を与える要素になっていたようだ。会議は市長選対策である。我が陣営のマイナス要素の一つは、安心感である。知事選を勝利させた大きな組織が支えていると言う事実が、我が陣営に安心感を生じさせ、この同じ事実が相手陣営に不安を与えているとすれば、この違いは我が方にとって大きなマイナス要因となって跳ね返る恐れがあるのだ。私はこのことを念頭に置いて挨拶した。選挙戦では安心感はブレーキとなり恐怖心はばねとなるのである。

◇マンションでビラを配った住職が住居侵入罪に問われ東京高裁で有罪となった。私はこのニュースを聞いて困ったことだと直感した。選挙運動に微妙な影響を与える可能性があるからだ。ビラ配りは最も有効な運動方法の一つなのだ。一審は無罪だった。最高裁でどういう判決が出るか気になるところである。

 住職はマンションの最高階から各戸のドアのポストに共産党のビラを入れた。部外者の立ち入りを禁止する張り紙があった。これを無視して入った行為が住居侵入罪に当たるとされたのである。住職は住民の通報によって逮捕され23日間身柄を拘束された。確かに最近は不審な者がマンションの廊下に入り犯罪を犯すなど住居の平穏を害する出来事が多い。しかし、政治のビラを投げ込む行為について住居侵入罪に問うというのはいかにも形式的な法の適用というべきではないか。私には、逮捕して拘束し有罪判決を下す程の違法性があるとは思えない。自衛隊のイラク派遣反対のビラを防衛庁官舎で配った行為が住居侵入罪に問われた事件もあった。一般市民の常識から離れた判決は、裁判に対する信頼、そして法の権威を傷つけることになるのではないか。

◇冬の夜、一杯やりながら鍋で煮たイノシシの肉をつついた。私は小学校入学前赤城の山奥で開墾生活したが、その近くでとったという大物である。猟師は武勇伝を語り、オスの一物がこんなだったと両手の指で輪を作って見せた。ラッパのような鼻でミミズを吸い込みヘビやモグラを食いながら130キロ以上になるまで何年、生き抜いたのか。その姿を想像するとちょっぴり気の毒な気がするが肉はやわらかく美味かった。オットットをいれながら煮たという。日本酒のことだ。猪公からエネルギーをもらって来年も突進する。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載しています。

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