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2007年10月 2日 (火)

「最後の一般質問、緊張の場面も」

◇自民党の金田克次議員は、登壇し、「公安委員長に聞きたかったが諸般の事情で県警本部長にたずねます」と不思議な発言をしていた。公安委員会は警察の運営を管理する機関で、この機関を代表する者が公安委員長である。つまり治安の最高の責任者である。議会の本会議場に出席しているのは、その責任を果すために他ならないのだから、公安委員長に質問したいのなら、諸般の事情が何であるかは分からないがそれが特別なことでないとすれば、公安委員長に質問すべきであったという声が聞かれた。

県民の生命、自由、財産を守る警察の職務は極めて重要である。従って、その警察を管理運営する公安委員会の職務は更に重要であり、単なる名誉職であっていい筈はない。委員は、その重責を担うにふさわしい人物が知事によって任命されている筈である。

 現在、警察官のモラルが問われている。このような時、公安委員長が県議会で毅然とした態度を示すなら、それは、全ての警察官の志気に良い効果をもたらすと同時に県民の警察に対する信頼感を高めることにもなるだろう。県民は、そういう公安委員を望んでいる。

◇金田さんは、今年9月に施行された改正道交法について質問した。今回の改正は、先日の「日記」でも書いたが、飲酒・酒気帯び運転、検知拒否・ひき逃げ等の罰則強化及び車や酒類の提供、飲酒運転の車に同乗等の罪の新設だ。

 本部長は、これらを取り締まる決意を述べた。また、飲酒運転根絶キャンペーンとハンドルキーパー運動を展開すると発言した。

 「ハンドルキーパー」とは考えたものだ。説明を聞いて面白いと思った。ハンドルキーパー運動とは、仲間といっしょに飲みに行く場合に、飲まない人(これがハンドルキーパー)を決め、この人が仲間を自宅まで送り届ける、こういう事を社会で広めようというもの。

 具体的な運動の一例として、県警は既に「今日のハンドルキーパーさんは?」という黄色いチラシを飲食業の3400店に配布し、協力を呼びかけた。ハンドルキーパーは、「今日は私がハンドルキーパー」と書かれたタグ(札)を胸につける。この人には、酒をすすめないようにする。私もこのタグを数枚入手した。このような運動は既にオランダで行われており、日本はこれにならうもの。罰則の強化だけでなく、このような運動を広げて社会全体が飲酒運転をなくす気運を盛り上げ協力することが必要だと思う。

◇前橋の医師が1日、ひき逃げの疑いで逮捕された。ひき逃げ(救護義務違反)は先月施行された改正道交法の中で罰則が強化された。この医師は、改正法による県内初の逮捕者。改正前は5年以下の懲役又は50万円以下の罰金であったが、改正後は10年以下の懲役又は100万円以下の罰金となった。飲酒で人生を棒に振ることがないようにしなければならない。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載しています。

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