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2007年8月 1日 (水)

「中越沖地震、原発にかわるものは」

◇中越沖地震は、刈羽の原子力発電所にも大きなダメージを与えた。石油など化石燃料を使う火力発電は二酸化炭素(CO₂)を発生させるから、温暖化対策が真剣に叫ばれる今日限界がある。かわりのクリーンなエネルギーとして、太陽光(ソーラー)、風力、水力、地熱などが考えられているが、コストや発電量などがネックとなっている。

 そこで、CO₂を出さない発電として大きな比重を占めるのが原子力発電である。しかし、これには、別の危険性が問題となる。核分裂によって生じる放射能である。核分裂によって生じる膨大なエネルギーを兵器として使えば原爆となるが、このエネルギーをコントロールして平和的に利用しようとするのが原子力発電である。核分裂による熱で蒸気をつくり、この力で発電機を回すのだ。

 私は、何回も柏崎の刈羽発電所を見学し、放射能がもれないように万全な備えをしていることに感心したものだ。それだけに今回の地震による事故には衝撃を受けた。

 私は、原発の安全性確保は、その国の政治制度と深く関わると思う。日本は人の命など人権の尊重を第一とする国で、それを実現する政治制度として民主主義が発達している。民主主義を支える柱は報道の自由であり、原発でも秘密は許されない。それなのに、原発の事故が起きる。

 ソ連のチェルノブイリの事故は、人権が尊重されない国のずさんな安全管理が主な原因ではないか。とすれば、将来の中国が心配である。多くの「原発」を計画しているからだ。爆発的に経済が発展し、使用する電力はそれに追いつかない。人権の尊重ということでは後進国の中国である。環境問題は国境がないから巨大な隣国の原子力政策は、将来日本に深刻な影響を与えるかも知れない。

◇「食の安全」に取り組み、食育基本法の制定に力を尽くした参議員現職の福島啓史郎君がこの度の参院選で落選した。6年前は、私が群馬の責任者をつとめたが今回は事情が違ったので気にかけていたのである。

 「食の安全」が今、中国から脅かされている。私のまわりの女性の多くは、中国産は買わないといっている。ある女性がたまたま、スーパーでパックになっている牛肉を買ったら中国産だった。心配だから県の研究施設で調べられないかと相談を受けた。研究の施設はあるが、市民の要望に応じるのは難しいとのことだ。しかし、県民の健康を守るために、中国製の食品を県の研究機関がピックアップして特定の成分だけでも調査することは可能ではないか。もうけのためには何でもやるというのが現在の中国なのだから我々は自衛しなければならない。輸入品の検査は一次的には国の責任であるが、検査の対象は極一部である。したがって、地方がこの点でも頑張らねばならない。県の当局は、何らかの対策をとるべきではないか。これは、私の耳に入る県民の声でもある。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載しています。

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