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2007年8月10日 (金)

「臨時議会・新知事の所信表明」(9日)

◇朝8時半、県議団総会があった。いつもは、7時半に始まるが、この日は、議員野球の早朝練習があるので一時間遅らせたのだ。議題は、副知事二人制に対する対応が中心だった。福知事の候補者の名前がこの日の上毛に出た。議会の幹部よりも先に新聞に出すことは議会軽視と言われかねない。早朝6時半、大沢知事から幹事長に釈明の電話があったという。「抜かれてしまった」とのことだ。

◇午前10時開会。新知事は登壇して所信を述べ、全ての県民が誇りを持てるふるさと群馬を築くために職員の先頭に立って、対話と協調をモットーに全力で県政の舵取りをしてゆくと決意を表明した。つい最近までこちらの席にいた人が知事席にいる大変な変化だなと感慨ひとしお。 

続いて各会派の代表が「副知事二人制」について質問した。この日の知事提案の主な議題は、副知事を二人にするという条例案の審議であった。

議会のルールとして、議案について本会議で質疑をかわし、それを委員会に付託して審議し、そこでの結論を踏まえて、本会議で議決するのである。質疑は、なぜ二人制が必要なのか、前知事のとき二人制に反対したのに今度はなぜ二人制にするのか、という点に集中した。大沢知事は、外に出て県民に接する機会を増やすため、また、群馬を売り出すためのトップセールスを自ら進めるために職務の分担を決めて担当させる二人の副知事が必要であること、前知事の時とは状況が変わって出納長、知事室長がなくなり、理事制も変えること等を挙げて説明した。

本会議を休憩し、総務常任委員会で審議が行われた。そこで要した時間は約30分。本会議が再開され、委員長が登壇する。可決すべきものと全会一致で決定したと報告。これに対して反対討論と賛成討論が行われ、議決となる。反対討論者の早川県議を除いて賛成し、条例は賛成多数で可決された。

◇続いて、二人の知事の承認が議決された。初め、茂原璋男氏、全会一致で承認。この人は、県職OBで県議会事務局長の時も好評であった。私が印象に残ることは、この人のご母堂が亡くなったとき、「大好きな母だった」と語っていたことだ。続いて、総務省出身の佐々木淳氏。こちらは共産党が一人反対したが可決された。

◇この日一日限りの臨時議会が終了すると、二人の副知事、続いて大沢知事が自民党控室に挨拶に現れた。県議たちはかつての同僚を大きな拍手で迎えた。大沢知事も嬉しそう。知事の満面の笑顔を見るのは久し振りのことだ。この笑顔が県民の多くの力を引きつけて結集することになるだろう。大沢丸は一応順調に船出した。議会との関係も新たなスタートである。こちらは常に笑顔で済ますわけにはいかない。信頼関係を基礎にしつつ言うべきことは言って議会の役割をきちんと果たさねばならない。議会改革が逆戻りするようでは、新知事を誕生させた意味がなくなるのだ。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を掲載しています。

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