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2007年8月29日 (水)

「文教警察常任委員会の調査」(28日)

◇午前9時15分に議会バスで出発。視察先は、県立渡良瀬養護学校及び県立総合教育センター。養護学校はみどり市の小高い山々に囲まれた畑の中にあった。そこでは知的障害を持つ児童・生徒と教師たちの真剣な姿を見た。

 このような学校を訪ねると、教育の原点、人間の原点、そして社会の成熟度を見せつけられる気がする。個に応じた教育、また、可能性を見つけ出す教育が最も求められるのが知的障害者の教育である。人間には無限の可能性がある。それを信じて温かく接すれば知的障害者から何かを引き出すことが出来る。それを力強く支える社会こそ人間を尊重する社会であり真の成熟社会である。私の質問に、はっとさせられる絵があると校長は答えたが、隠された可能性は全ての障害者にある。

◇午後は伊勢崎市にある県立総合教育センターを訪ねた。天にそびえる壮大な8階建ての建物に日本の教育、そして、群馬の教育が詰まっている。教育は最も重要で最も困難な課題である。それに向き合って群馬の教育力を向上させなければならない。子ども教育支援センター、いじめ緊急対策室、幼児教育センター、カリキュラムセンターなどが、教育の今日的課題に取り組んでいた。私は小・中学生の理科離れなどもこのセンターの課題に入れるべきだと発言した。

◇世界陸上大会の素晴らしさ。人間の可能性の限界に挑戦したドラマが繰り広げられている。黒い肌、褐色の肌、白い肌が風を切り宙に舞う。百分の一秒に賭けて祈る姿、会心の笑顔、その陰に長く苦しい努力があったことを想像する。

 世界陸上の選手を見ていて思うことは黒い肌の人が非常に多いことだ。彼らの活躍に拍手が送られ、彼らが尊敬される光景は人類の進歩を示すものである。歴史を振り返れば、黒人が奴隷として売られた時代があった。そして、肌の色によって人間の価値が決められ差別された時代が長く続いた。人種による偏見や差別は今日もなくなっていない。世界陸上で見られる姿は人類が目指す理想である。素晴らしい大会が進行する背景にはテロを警戒する大変な努力があるに違いない。来年の北京のことを心配してしまう。テロの現実を見ると人間は進歩していないのではと悲観してしまう。テロを生むものは何か、テロを無くすものは何かを私達は真剣に考えなければならない。

◇今回の組閣を見た人から議員でなくても大臣になれるのかと聞かれた。憲法では過半数の大臣は国会議員から選ばれねばならないとなっている。今回非議員の大臣は増田寛也総務相と大田弘子経済財政担相の二人である。この人を起用したのは地方を重視するためだ。選挙の敗因に格差による地方の披弊があるとされた。地方の活性化がなければ日本が生き生きしない。知事の経験を生かせるか。記者会見では、地域の問題を直視すると語っていた。地域の問題は多い。どう取り組むか見守っていきたい。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載いたします。

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