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2007年7月11日 (水)

「福田康夫さんのユーモア」

◇ある地域の選対会議に福田康夫さんが出席した。この人は真面目な人なので選対本部長を引き受けたと言って、真剣な様子である。大きな企業を回りながら、コースに近い選対会議の会場に寄ったのだ。会場となった地域は、昔、合併前は、故福田赳夫さんの地盤だった。支援者が、福田元首相を第一回の選挙から応援したことを懐かしそうに話すと、康夫さんも「親父が大変お世話になりました」と普段あまり見せないような笑顔をつくって身を乗り出すようにして語りかけていた。その中で次のような部分があった。「多選の弊害は明らかですよ。群馬をもっと大きくしましょう。小をかえて大にするのです。お分かりでしょう」会場にどっと笑いが起こった。そのさわやかな熱気の中に新しい群馬をつくるエネルギーが広がっていくのを感じた。

◇地域を回って、ある人と会話をした。「民主主義だから、立候補は自由で誰でも出ることは出来るんだろう。俺だってその気になれば出られますかね」。「そりゃ、出られますよ、ただ供託金が必要ですよ」「そりゃ大変だ。今の知事選では、当選を考えていない人が出ている。何を考えているんだろうね、その供託何とかつう金はあとでけえってくるんですか」。そこで私は、供託金の制度について説明した。立候補は自由だが泡沫候補の乱立を防ぐために供託金の制度があり、得票が、決められた一定額に達しないと没収される。知事選では、供託金は、300万円で、没収ラインは、有効投票の総数の十分の一である。

 昔、何十年か前、国政選挙で、「誇り高き政治屋ヒゴトオル」とラジオで盛んに流す候補者がいた。新聞のかたえくぼだったか小さな欄に載った「ラジオの故障ではありません」という、表現に苦笑した記憶がある。今回の知事選の掲示板の人は、当選は考えていないようだが、300万円をかけて何かを真剣に訴えようとしているようだ。

◇プロレスラー大仁田の出馬辞退について。参議院選のたびに首をかしげるのは、自民党がおかしな候補者をかつぎ出すことだ。プロレスラーでも漫才師でも職業に貴賎はないから、立候補することは自由である。しかし、テレビで名が売れていることを利用して頭かずの参議院議員をつくろうとしているとすれば問題だ。国民を馬鹿にし、政治不信の原因をつくり、自民党の首を自ら締めるようなもの。そして、参院の価値を下げることになる。

 プロレスラー大仁田などは、品性からしても知性からしても国会議員にふさわしいとは思えないという声がある。出馬辞退はよかったと思っていたら週刊誌にいろいろ報じられている。キャバクラ嬢らと乱交パーティーをしたとか、闇カジノを開設しようとしていたとかである。乱交パーティーの真偽は分からないが、「闇カジノ」の方は、訴訟記録を資料にして報じていることから、何かあったのだろう。自民党も悪いが、面白いからといって選ぶ国民にも責任がある。良い資質の人物を選ばねば、参院はますます地盤沈下する。それこそ日本の危機である。

☆土・日・祝日は、以前からのご要望により「望郷の叫び」を連載いたします。

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