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2007年7月 5日 (木)

「参院選は非常に厳しい」

 本県を拠点として参院選比例区に出馬する人の選対会議に出た(4日)。マイクを握る者は、私を初め皆、危機感を訴えた。自民党に対する逆風がますます強くなっているからだ。年金やらで安倍さんの支持率が大きくダウンしているところへ、追い討ちをかけるように久間防衛大臣の「発言」があった。軽率な舌過である。

 原爆投下とポツダム宣言受諾の関係については、先日の私の「ふるさと塾」でもテーマの一つとして話した。原爆投下がなかったなら本土決戦となり日米双方に大量の死者が出たに違いない。しかし、だからといって、「原爆はしようがなかった」という日本政府首脳の発言が許される筈はない。広島、長崎あわせて20万人以上の人が殺された。女も子供も年寄りも。原爆投下は人類史上最大の残虐な行為であり、人類に対する犯罪である。

  子と母が繋ぐ手の指離れざる二つの死骸水槽より出ず

  大き骨は先生ならむそのそばに小さきあたまの骨あつまれり

  やうやくに起き上がりみれば燃ゆる人顔の皮ぶら下げし人手の皮ぶら下げし人

 これらは、「昭和万葉集秀歌」の中で歌われているもの。原爆がいかに残虐かをこれ以上雄弁に物語ることは不可能である。この原爆の洗礼を受けて生まれた平和憲法をもつ国の指導者として、政治家は、核を憎み、核の廃絶を世界に訴えなければならない。その政治家が、原爆投下を認めるものと受け取れるような発言をした。しかも、その重大性に気付いていない。この点に久間防衛相が世論から厳しく非難される本質がある。自民党にとっては、単なる逆風どころではない。暴風である。しかし、だからこそ、しっかりした政治家を選ばねばならない。そして、健全な活力ある地方社会を築かねばならない。参院選の選対会議では、私は、「危機であるからこそ、参議院の真の役割を果たすにふさわしい人物を選ばなければなりません」と訴えた。

 知事選がいよいよ始まる。5日の夜が明けていく。早朝7時30分、前橋市内の八幡様で祈願祭、続いて8時30分、マーキュリーホテルで全体の出陣式が行なわれる。22日迄の長い苦しい戦いが始まるのだ。第一日、候補者は終日前橋にあって、26ヶ所の各地の出陣式を回る。スタートは、私が受け持ちであるJA元総社農協、9時20分である。候補者は、10分間とどまって次の会場へ飛ぶ。私が責任をもつ場所は、元総社の他、若宮地区、芳賀地区、宮城地区、大胡地区の計5ヶ所である。

◇昨夜は、前橋地区の県議が集まって、いよいよ始まる決戦に備えて秘策を練った。前橋は、まだまだ劣勢に立たされているとの認識は共通している。しかし、現職を相手に戦うとき、挑戦者はゼロからのスタートなのだから今の劣勢は当然のことだ。実は、魔法のような秘策などある筈がない。考え抜いて、苦しみながらみつけた戦略を勇気と忍耐で貫く以外にない。孫子の兵法も苦しい経験の中から見つけた人間の知恵である。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載いたします。

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