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2007年7月25日 (水)

「知事選を振り返る。対照的な二人の国会議員」

◇今回の知事選で真剣に動いた国会議員の中で一際目立った人が二人いた。県連会長の笹川堯氏と、元内閣官房長官の福田康夫氏である。この二人の姿は対照的で面白かった。

 笹川さんは、選挙でも百戦練磨で大きな集会では大向こうをうならせる勘と技術を身につけている。今回の選挙のある女性の大会で、「皆さん、こういうことは、ここだけの話ですよ、ほかで言ってはいけませんよ。言うなと言うとぱっと話は伝わるのですが」などとやって大変に受けていた。それに対して福田さんはソフトで静かに語りかける、派手さはないが真実味があって人々の心をとらえる。二人の姿は、剣士にたとえるなら、笹川さんは、見得を切って大刀を大上段に振りかざすタイプ、そして福田さんは、静かに相手を見すえて刀を正眼(せいがん)に構えるタイプを連想させる。いずれにせよ、二人は、その特色を発揮して、この選挙では大いに頑張ってくれた。

◇知事選の結果が県選管から発表された。主な点を挙げると。

イ、有効投票集 853,889票  ロ、無効投票数 9129票  ハ、不受理持帰り等 23票  二、投票率 53.41%  ホ 法定得票数 853,889×1/4=213472  へ、 供託金没収点 853,889×1/1085388(端数切捨て)

 ちなみに定法得票数とは、得票がそこに達しないと順位が当選圏内であっても当選人とはなれない数のことで、有効投票数の4分の1である。選挙民の十分な支持を得ていないとみなされるのである。(ホ)

 供託金の制度は泡沫候補の乱立を防止することを目的とする。これは有効投票数の十分の一である。(へ)。今回の知事選では、清水氏の得票は12523票なので、供託金300万円は没収されることになる。

◇知事の任期は。24日の新聞は、「小寺知事最後の定例会見」を報じると同時に、「大沢新知事の県政の抱負」を伝えた。そこで、ある人が私にたずねた。「今、知事は二人いるのですか」と。これは知事の任期の問題である。小寺知事の任期は、今月27日迄である。だから、選挙で敗れたが、27日迄は小寺さんが知事の職をつとめる。一方、大沢さんの知事の任期は28日からスタートする。「土曜に任期が始まるの」という人がいるが、土曜でも日曜でも何が起こるか分からない。県民の生命財産を守る最高責任者の存在は常に必要なのだ。

◇後藤知事室長が辞意を表明した。思えば、長い間後藤氏に対する風当たりは強かった。小寺知事が、後藤副知事実現にあれほどこだわった理由は何か。副知事を断念した後も、実質的には副知事と同じような職務をさせるために知事室長のポストをつくりこれにつかせた。小寺氏の真意は謎である。後藤氏とは私が議長の時16日間、共に南米訪問をした。能史であることは間違いないが県議会に受け入れられない何かがあった。それは小寺氏と共通するものかも知れない。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載いたします。

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