« 「知事選を振り返る。山本票の効果」 | トップページ | シベリア強制抑留『望郷の叫び』(8)第1章シベリア強制抑留の真実を求めて »

2007年7月27日 (金)

「知事選を振り返って」

◇「県政は何をするところかよく分からない」こういう事が前からよく言われた。「知事選で熱くなって県政が身近かになりました。」これは、私の後援会の人が知事選の興奮の中で私に言った言葉である。両方とも事実であり県政に関する大切な問題を提示している。県民が主権者である。その主権者が県政を分からないというのでは、主権者といっても形だけになってしまう。知事の長期政権が続くと県政に対する県民の関心はますます薄れる。このことも、多選の弊害の一つなのである。前回の知事選の投票率が37%台だったことは、このことを物語る。

 地方分権の時代が進む。真の民主主義、つまり、県民の、県民による、県民のための県政を実現させなければならない。そのためには、多くの県民が県政に関心を持ち、これに参加することが何よりも求められる。今回の知事選で、激しい戦いが行われたことは、多くの県民が県政に強い関心を持つきっかけになったと思う。民主主義発展の一つのきっかけをつくったという点で今回の知事選には大切な意義があった。

 マニフェストが出されて、各候補がいろいろな公約を出したが、県民は、これを忘れずに見守ることが、「きっかけ」を生かす道である。私は、「ブログ」の中で、これからも、各マニフェストを含め、県政の課題を取り上げていくつもりである。

◇参院選、ある総決起大会の光景。知事選でも自民党に対する逆風は相当なものだったに違いない。何とか凌いだ結果があれだったのだ。

参院選における自民党に対する風当たりは、逆風などというつきなみの表現では足らない。嵐であり、暴風である。年金問題やたび重なる閣僚の失言問題などで内閣の支持率はきゅうぞう急落し、参院選に関する各種調査はいずれも自民党が大変厳しい状況にあることを報じている。

厳しさを一番感じているのは候補者本人である。女性候補の頬を伝う涙にはかつてない悲壮感が込められているように見えた。この候補は全国を回って、自民党比例区ですと言うと「関係ねえよ」とか「帰れ」と罵声を浴びたと、いかに危機にあるかを訴えていた。

 夜は、6時からこの陣営の企業後援会の総決起大会があった。私は壇上から次のように挨拶した。

「今、日本は天下大乱の状態であります。このような時、求められることは、改革と同時に社会の安定であります。私たちは、ここで参議院の役割を考えねばなりません。社会に突発的な出来事があって混乱しても、しっかりと国を支え、日本の将来を見据えて理性をもって政策を論ずることが参議院の使命であります。だから、それにふさわしい資質を持った人物を参議院に送りこむことが重要で、これが今回の選挙の目的です」

 だから、この人物を是非と続けたのである。現実には、参議院は衆議院のコピーになっているといわれ、参議院の存在意義が問われている。この選挙を機会に参院の役割について考えたいものだ。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載いたします。

|

« 「知事選を振り返る。山本票の効果」 | トップページ | シベリア強制抑留『望郷の叫び』(8)第1章シベリア強制抑留の真実を求めて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「知事選を振り返って」:

« 「知事選を振り返る。山本票の効果」 | トップページ | シベリア強制抑留『望郷の叫び』(8)第1章シベリア強制抑留の真実を求めて »