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2007年7月 3日 (火)

「政治的暴風の中の選挙は読めない」

◇暴風は先ず国会内で起こり風の勢いは日本全国を巻き込んでいる。最大の原因は年金問題である。国民の年金の払い込み金等を管理する社保庁のずさんさは正に言語道断。呆れるばかりだ。コツコツと働いて年金を払い込んだ人々の努りは当然である。

 国民全体を巻き込んだこれだけの大問題、しかも、一人一人の金銭に関わる問題に対して、国民がその怒りを直接行動に訴えないことは不思議だという人がいる。日本が進んだ法治国家であることの証拠であろう。

 国民は暴動に訴える代わりに、その怒りを選挙にぶつけることは必至だ。私が関わる参院選立候補予定者は皆強い危機感を募らせている。ある参院議員は「爆風」と言う表現を使っていた。

 我が自民党にとって今日の状況は危機である。参院選は大敗も予想される。地方選も影響は免れない。知事選の告示が目前に迫った。直接の影響を受ける参院選と同日選でなくなったことはせめてもの救いだと思う。

 5日の告示は、マーキュリーホテルにおける出陣式に続けて、前橋市内26ヶ所で出陣式を行う。そのスタートは、私が責任者をつとめるJA元総社支所で行われる。集まる人々に危機を訴えて戦いの火蓋を切りたい。

◇深夜放送で党首討論を見た。民主党にとって絶好のチャンスと思える割には、小沢一郎のイメージはいま一つ冴えない。むしろ安倍首相は窮地に立たされながら開き直って堂々と渡り合っているように見えた。年金の問題については、「私の内閣でしっかりと全てを解決する」と言い、農業では、小沢代表が、「休耕地を生かせば自給率は100%になる」と主張したのに対して「民主党の食料自給率100%を達成するには今の耕地面積の3.5倍が必要だ。民主党の考えは現実的でない」と切り返していた。安倍首相は、最後に、民主党の政策のあいまいさと無責任ぶりをあげて、「責任政党とは何か、それはできることしか言ってはならないということです」と言っていた。

 この最後の言葉は考えるべき問題点を含む。政治は、国民を欺いてはならない、約束は守り責任をとらねばならないということだ。しかし、一方で、政治家は将来の目標と夢も語らねばならない。大切なことは、この両者を混同してはならないということである。

◇ミートホープの「偽装」の問題が社会に衝撃を与えている。「食の安全」がBSEを中心にしてあれほど騒がれたのに業界の実態は変わっていなかったのか。ミートホープ社のことは氷山の一角という見方もある。何を食わされているかと思うとぞっとする。このような状況を見ると、内部告発の保護は、社会正義を守るために、やはり必要なのだなと思う。公益通報者保護法とその運用については先日の「日記」で書いた。

食の問題は、国内の規制を強くしても解決しない。最近、中国の酷い状況が連日のように伝えられる。利益を求めて競争する社会に急に仲間入りした中国は戸惑っている。そして、孔子の国の国民は徳の心を失っているように見える。

☆土・日・祝日は、「望郷の叫び」を連載いたします。

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