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2007年4月16日 (月)

「土・日は、各地の行事に出る。」

◇議員の日常生活が始まった。昨日はいろいろあったが、秋田犬の品評会は楽しかった。私は秋田犬保存会の顧問である。あきた「けん」と呼ぶ人が多いが正しくはあきた「いぬ」である。前橋のJA本所の構内で行われた。今回は、関東中央総会ということで関東各地から多くの愛犬家が自慢の秋田犬を連れて参加。会場を歩きながら、「いい犬ですね」と声をかけると、いかつい顔の飼い主は、例外なく相好を崩しいかにも嬉しそうである。散歩でナナを誉められた時の私の気持ちと同じなのだろう。

秋田犬は代表的な日本犬で、国の天然記念物となっている。ピンと立った耳、太く巻き上がった尻尾、どれもいいが、特に鼻すじのラインが美しく品がある。おとなしくて、主人に忠義であるが猟犬のDNAを受け継いでいるから本質は荒い気性をもっている。秋田のひと噛みといわれ、油断するとカブッとやられることがある。ちなみに渋谷駅の忠犬ハチ公は秋田犬である。選挙で疲れた心をいやしてくれる秋田犬の面々であった。

◇林健太郎先生のこと。 

送られてくる雑誌を読むことが出来ない日々であったが、久しぶりに文藝春秋を見た。特集号「昭和を彩った100人」である。その中に恩師林健太郎先生が取り上げられていた。

二枚の写真と共に、次のようにある。「東大西洋史学科卒。近代ドイツ史を専攻し、戦争中はマルクス主義の立場からファシズムを批判する。戦後はソ連への疑問などから保守リベラルの立場に移行。東大紛争の最中に文学部長に就任し、学生との170時間余に及ぶ軟禁団交に耐え、要求拒否を貫き世間に感銘を与えた。のち東大学長、参院議員。平成16年没、91歳。」

実は、今回の県議選に関しても、林先生に登場願い応援して頂いたのである。私は、20分程で見られる簡単な映画を作って各地の集会で利用した。その中味は、初当選に至る場面、議長としての南米訪問、議長室のこと等であるが、初当選に至る場面で、林先生の写真を使ったのである。

第一回の県民会館の集会に、林先生は、応援に駆けつけてくれた。「剛毅木訥は仁に近し」という論語の言葉を引用して私を紹介してくれたことが記憶に残る。私のパンフレットにも先生と握手している写真を載せポスターにも元東大総長来たると書いた。

林先生には、その後も長くお世話になった。私の書斎の一画には、国史大辞典15巻や林先生の著書が並ぶ。先生の死後、奥様から頂いたものである。これらの書物を眺め、激戦を振り返りつつ、先生への思いを新たにした。

◇娘のゆりが運転してくれて、毎日20~30軒程お礼の挨拶に回っている。多くの人がそれぞれの立場で真剣に票を集めてくれたことが肌に伝わる。一票の重さと価値を会う人ごとに思う。それを今後の政治活動の基礎にすることが、選挙と民主主義を結びつけることだと思う。

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