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2007年3月 2日 (金)

「青少年保護育成条例の全部が改正される」

 2月議会の第16号議案は群馬県青少年健全育成条例案だ。昭和36年制定の群馬県青少年保護育成条例が、名称もかえて(保護から健全に)前面改正される。青少年を囲む環境の現状を考えるとき、この改正は極めて重要で、今議会の最重要議案の一つだと思われる。今月9日に議決される見通しで、議決されれば、今年10月1日から施行される。主な点を紹介する。

先ず、青少年の健全な育成に関し、保護者、県民、事業者等の責務を定める。(例えば、第4条、保護者は青少年を健全に育成することが自らの責務であることを自覚し良好な環境の中で監護し、教育するよう努めなければならない)

◇酒・たばこの販売については、購入者の年齢を確認しなければならないとし、自販機で売る場合は、自販機を屋内その他適正な管理が行える場所に設置するよう努めなければならない。又、屋外に設置する販売は午前5時から午後11時半までとするよう努めなければならない。

◇保護者は、深夜に青少年のみで外出させないように努めなければならない。何人も深夜に青少年を連れ出し、同伴してはならない。何人も、個室で歌わせる営業、遊技をさせる営業、ボウリング、ビリヤード、ダーツを行わせる営業などの施設に深夜青少年を立ち入らせてはならない。

◇何人も、催眠、めいてい、興奮、幻覚等の作用を有する薬品を、不健全な目的で使用するおそれがあることを知って青少年に譲渡してはならない。

◇何人も、青少年に対してみだらな性行為又はわいせつな行為をしてはならない。

◇何人も、青少年に対し入れ墨を施し、又は入れ墨を強要、勧誘、あっせんしてははらない。 

◇何人も、青少年から使用済み下着等を買いうけてはならない。

◇何人も、青少年が次の行為を行う場所を提供してはならない。(みだらな性行為、大麻麻薬、覚せい剤を使用する行為、入れ墨を施す行為、とばく、薬品を不健全に使用する行為、喫煙又は飲酒)

◇保護者、又は、インターネットの端末設備を公衆の利用に共する者は、フイルタリングの機能を有するソフトウエアの活用その他適切な方法により青少年に閲覧させなければならない。

◇質屋は青少年から物品を質にとってはならない。古物商は、青少年から古物を買い受けてはならない。モーテル営業者は、青少年の健全な育成上必要な環境を阻害することのないよう、設置場所、建築物、看板類の意匠、形態等につき特別の配慮をしなければならない。ここでは、一部を紹介したが、青少年の深夜の連れ出し等は正当な理由がある場合は別であるし、保護者や業者の義務については、罰則の伴うものと伴わないものがある。

 この条例が施行されると青少年の育成に大きな影響をあたえると思われるがその成果は県民の自覚と協力にかかっている。

(青少年の健全な育成を願って。読者に感謝)

★土・日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しております。

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