« 「官僚が現場を知ることの重要さ」 | トップページ | 「本会議の一般質問が始まった」(22日) »

2007年2月22日 (木)

◇「ナナとトコが淋しがっている」

 新しい事務所が出来てから、一日中自宅を留守にすることが多い。被害にあっているのは秋田犬のナナと猫のトコ。ナナは散歩に行けないことが多く、時には食事も忘れられる。鳴き方で何を訴えているか大体分かるので、慌てて水をやったりご飯をやったりする。トコは、留守中は外に出されるので庭の片隅で家人の帰りをじっと待っていて姿を見ると擦り寄ってくる。ナナもトコも、疲れた心を癒す大切な存在である。枕もとで私の顔を覗き込むようにしてのどを鳴らしているトコに、私は手を伸ばして、「お前も選挙を心配しているのか」と声をかけ頭を撫でる。一家に緊張がみなぎるとき、普段と少しも変わらぬ表情を見せるナナとトコは大きな救いである。「お前たちに腹を空かせるようでは選挙に勝てない。ごめんよ、ナナ」こう言って、私は、二日ぶりにナナに食事を与えた。ドアの外で、がつがつと貪る音が聞こえる。

◇「君はノロウイルスを知っているか」

 私の「日記」を読んだという中学生が現われた。びっくりすると同時に嬉しかった。この中学生は、鳥インフルエンザのことを読んで興味をもったという。そして、「生カキを食べました。ノロウイルスが心配です」という。私は、調べて説明してやった。ポイントをここでも紹介したい。

 生カキからノロウイルスに感染するという風評で業者が大きな打撃を受けたという報道を良く聞く。この冬のノロウイルスの流行は史上最大で患者は一千万人にのぼるともいわれる。

 ウイルスとは、語源はラテン語で毒を意味する。単独では生命活動を営むことが出来ず生きた細胞に寄生して生活し、増殖する。細菌より小さく普通の顕微鏡では見られず細菌濾過器を通過してしまう。内部には遺伝子のDNAまたは、RNAを持つ。ウイルスは感染した細胞に自分の遺伝情報を組み込んで、その細胞に自分のコピーを複製させて増える。だからウイルスは生きた細胞の中でしか増殖できない。ウイルスによって、感染する生物や部位が決まっている。ノロウイルスは、人の小腸の細胞で増殖する。

 感染者の小腸で増殖したノロウイルスは、排泄物や吐物にまじって排出される。排泄物1gに100万個以上のノロウイルスが含まれる。これが川から海に出てカキの体内に入る。このカキを加熱しないで食べると感染する。アサリ、ハマグリ、シジミなどもノロウイルスを体内にとりこむが、これらは生で食べないから被害が出ない。嘔吐、下痢などを起こす。今年空前の大流行をしているのは、ノロウイルスが突然変異により新しい型となり、ヒトに免疫力がないためではという学者も。中学生は言った「新型インフルエンザと同じ理屈ですね。」「微生物を勉強したら。火星に微生物がいる可能性があるよ」中学生とこんな会話が出来て有益だった。

(ウイルスの知識が広まることを願って。読者に感謝)

★土・日、祝日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しています。

|

« 「官僚が現場を知ることの重要さ」 | トップページ | 「本会議の一般質問が始まった」(22日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ◇「ナナとトコが淋しがっている」:

« 「官僚が現場を知ることの重要さ」 | トップページ | 「本会議の一般質問が始まった」(22日) »