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2007年2月23日 (金)

「本会議の一般質問が始まった」(22日)

 この日、自民、フォーラム、共産の各会派の一人ずつが質問した。夜の集会に出たら、テレビを見た人が何人もいて、私に説明を求めた。私が議長の時、議会改革の一つとしてGTVの生中継を実現させたがその効果は大きいと感じた。一人の人は、まるで私が質問者であるかのように詰め寄って言った。「授業料値上げの理由は分からない、息子が高校生だが、300円上げる理由を教育長は答えていないではないか」

 授業料値上げについては、自民の南波政調会長が取り上げた。値上げの目的は何か、値上げ分は何に使うのかという質問に対し、教育長は、使い道、目的は決まっていない、せっかくだから図書購入費に充てると答えた。また、生活が苦しい時に値上げすることによって就学が困難になる生徒がいるのでは、という追求に対しては、授業料免除や奨学金の制度があるから大丈夫だと発言。議場からは、「おかしい」という声がいくつも聞こえた。テレビの視聴者は、このやり取りをどう受け止めたのか。その現われの一つが、夜の集会の私への抗議である。南波氏は、呆れたのか深く追求せず、後は委員会の質問に任せるといった。三年ごとの公共料金の見直しということであるが、300円値上げする根拠とその使途については、しっかりと答えなければならないことだ。教育長の答弁は答えになっていない。議会を軽視しているのであろうかと疑いたくなる。

◇フォーラムの長崎氏が多選批判をどう受け止めるかと知事にたずねた。それに対して知事は、多選は、その人の資質による、弊害を出さないように絶えず戒めて努力をする、命がけでノーというべきものは言う、そういうことが大切だと答えた。また、知事は、中曽根・福田総理は何十回も選挙したから総理大臣になれた、だから長いことでよい面もあると発言した。この点は、知事多選の本質論から外れた議論だと思う。

◇共産党の伊藤祐司氏と教育長の質疑応答には熱気が感じられた。伊藤氏は、全国一斉の学力テストを取り上げ、このようなテストは子どもたちをテストのための勉強に追い立てることになると批判。また、教育再生会議の第一次報告では、いじめる子の出席停止や体罰禁止の通達の見直しが強調されているがこれでいじめはなくなると思うかとただした。

 教育長は、いじめの根本原因は大人社会にある、子供の日常生活を正すことが大切で、そのために大人が如何に取り組むかが重要だ、学校が本気になっていじめは許さないぞという雰囲気を作ることがいじめを少なくする、と持論を展開していた。

 この点は私も賛成である。体罰の基準の見直しも、いじめは許さないぞという毅然とした雰囲気を作るための手段なのだ。教育改革は、教室改革にかかっている。地域社会全体が教師を温かさと厳しさで支え「教室を再生」させることが「教育再生」のカギである。(活気のみなぎる教室の再生を願って。読者に感謝)

★土・日、祝日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しています。

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