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2007年1月24日 (水)

「新年会で関心を集める話題は教育だ」

 毎日多くの新年会に出て感じることは、教育を何とかしなければと真剣に思っている人が多い事である。ある会合で、日本人の心は貧しくなっている、このままでは国も社会もぐずぐずと崩れてしまう、教育を立て直さなければならない、と語ったら、そうだという声が上がり、うなずく人もいた。挨拶のあとで人々の輪の中に入ったら、「ゆとり教育は何をつかめるのか分からないから不安だ」、「子どもを厳しく指導して規律を守ることをしっかり教えなければ駄目だ」、「道徳をしっかり教えるべきだ」などの意見が聞かれた。これらは、誰もが日頃切実に感じていることに違いない。政府の教育再生会議でもこのようなことが議論されているのだ。私たちは、これからの日本の教育に大きな影響を与えることになる教育再生会議の動きに注目する必要がある。

◇教育再生会議の7つの提言とは次のものである。(1)ゆとり教育を見直し、学力の向上を図る。(2)学校を再生し、安心して学べる規律ある教室にする。このために、ルール違反などは毅然とした指導をする。(3)すべての子供に規範意識を教え社会人としての基本を徹底する。(4)あらゆる手立てを総動員して魅力的で尊敬できる先生を育てる。(5)保護者や地域の信頼に真に応える学校にする。(6)教育委員会のあり方そのものを抜本的に問い直す。(7)社会総がかりで子どもの教育にあたる。

提言の多くは、提言の有無に関わらず重要なことであって、地方の教育が取り組まなければならないことである。それらについての本県教育委員会の取り組みをみると、(1)のゆとりと学力については、「基礎・基本を習得させる教育の徹底」を目指す。これは、ゆとり教育の理念を堅持して真の学力を身につけさせようとするもの。(3)の「規範」については、「豊な人間性と社会性の育成」を掲げる。規範意識をしっかり教えることは社会性を育てる基本である。(4)については、「教師を支える」ことの重要性を特に提言している。自己中心の親や社会の風潮から教師を守ろうというもの。(7)の「社会総がかり教育」については、「学校・家庭・地域の連携の強化」を打ち出している。

7)についてここで特に触れたいことは、「教育の日」の実現である。学校・家庭・地域が教育について注目し力を合わせるためには、特に教育の重要性を呼びかけ行動を起こす「教育の日」の制定が必要だという考えに基づき、私は、関係者と共に議会に請願し、それは趣旨採択されたが長いこと実現しないできた。このことは、22日の「日記」でも取り上げたが、教育委員会もようやく制定に向けて動き出す腹を固めたように感じられる。そして、このことは、他人事でなく、県議会の問題として推進してゆかねばならない。なぜなら県議会の委員会が採択したことなのだから。今年は、心を新たにこの問題に取り組みたいと思う。(ぐんまの教育が前進することを願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しております。

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