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2007年1月19日 (金)

「ある新年会の話題、前立腺癌の告知」

 親しい友人が前立腺癌を告知されたことが話題になった。医師は癌をありのまま告知し、告知した旨を記した文書に彼は署名した。これが今日の通常の医師のやり方だという。癌告知に関して随分変わったなと思う。土・日の日記で連載している文章では一人の女性に癌を告知すべきか否か悩む私の事が記されている。それは30年近く前のことであるが、当時は本人に癌を告知しないことが通常であった。

 私は、今日のようにありのままを告げることが癌を扱う医師の正しい姿勢だと思う。なぜなら患者に正しい事実を知らせなければ、最善の治療は出来ないからだ。また、ある意味で、それ以上に重要なことは、事実を告げないことは、患者が自分の命と向き合う機会を奪うことになるという点である。

 話を戻すと、友人は通常の癌治療を受ける予定であったが、ふとした機会に情報を得て重粒子線治療を受けることになったのだ。重粒子線治療については、群馬大学で現在治療施設の工事を進めている。この日記でも、何度か取り上げたが、切らずに癌を治す画期的な治療で、前立腺癌には特に有効であるらしい。友人は、千葉県の施設で治療を受けることになり、検査した上、治療の日程も決まり、完治は間違いないといわれているとのこと。私は、アンテナを高くして情報を的確につかむことが命までも救うことになると思った。

◇昨日の日記の「地震緊急情報システム」を読んだ人とやりとりをした。「40秒後に大きな揺れが来ます、と言われたらどうしますか」と聞かれた。「家族に声をかけ、さっと身支度をして、重要なものを手にもって、最短のルートを辿って逃げます」と答えた。40秒は短い。準備がなければパニックに陥って何もしないうちに時間は過ぎるだろう。火事のとき、枕を抱えて逃げるという話が昔からあるが、それが通常の姿かもしれない。

 しかし、日頃備えをしておけば、この短い時間を、生きるために最大限有効に生かすことが出来る筈だ。例えば、暗闇でも分かる所に懐中電燈・携帯電話・財布を置く、衣服を手の届く所に置く、その他必要最少限の貴重品を揃えておく、また、小児や病人がいるときは、その逃がし方を決めておく、などその家の特性に応じた備えを日頃打ち合わせておくべきだろう。危険に満ちた現代社会で情報をいかに生かすかは死活の問題である。

◇「副知事から指摘を受ける。」16日の日記で、美容業組合の新年会に小寺知事と笹川代議士が出席したのは初めてではないかと書いた。副知事の指摘は、知事はほぼ毎年出席しているということ。その記録を見せてくれた。私の勘違いであった。来週22日に美容組合前橋支部の新年会が行われる。こちらも毎年行われるが、知事の出席はない。16日の県組合の新年会で、私は市支部の新年会と混同していたらしい。訂正したい。今年は選挙の年で今後人々の意識は、熱くなっていくだろう。冷静に取り組みたい。(人々が情報を役立てることを願って。読者に感謝)

★土・日、祝日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しております。

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