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2007年1月16日 (火)

「新年会で知事の有利さを見せつけられた」

美容業組合の恒例の新年会に異例の出席者が2人いた。小寺知事と笹川県連会長である。私は毎年出ているが、この2人が出たのは初めてではないだろうか。組合が用意したお土産の中には、知事のポスターが入っていた。

 美容業組合の今年の最大の課題は前橋のアリーナで行われる全国大会である。私は顧問として会場のこと、補助金のことなどについて協力していた。特に補助金については、100万円の獲得を目指して政調会を通じたりして努力していたが、数日前、組合幹部からお陰さまで100万円が決まりましたと報告があった。理事長は、冒頭の挨拶で、知事選では小寺氏を推薦しますと訴えていた。現職知事の有利さを見せつけられた思いであった。このようなことが県の全組織を上げて行われているとすれば、これに立ち向かう対立候補は容易なことではない。

 私は乾杯の音頭を指名され、壇上で次のように挨拶した。「猪突猛進の年といいますが、目標を定めずに猛進すれば自爆してしまいます。今年の全国大会の成功と組合の発展を目指して迷わずに一路まい進することが、猪突猛進です。7月は知事選ですが、その前に、私の県議選があります。このことも皆さん、頭の隅において下さい」

◆受験生の親に未履修問題の本質を聞かれた。地域を回っていると受験生の家庭に出会う。センター試験が目前に迫っているのだ。そういえば、妹の身体を切断した容疑者も歯学部を目指して浪人を重ねていたとか。受験のストレスも事件の背景にあったかもしれない。

 未履修問題では、学習指導要領で必ず教えなければならないとされる科目を受験と関係ないとして履修しなかったことが指摘された。全国的に発覚し大騒ぎになったが嵐が過ぎると誰も口にしなくなったような感がする。未履修の問題は、本県の高校でも発覚し、私は文教の常任委員会で取り上げた。

 その時も発言したように、未履修、つまり学習指導要領に違反することを、校長は知っていた筈であるし、現場の経験者が多い教育委員会職員の多くも知っていたと思われる。この問題の本質は、公立校が教育の理想を放棄したということである。教育改革は、教育の目的を生きる力を育むこととしている。これは従来の受験地獄といわれたような弊害を克服しようとしているのである。学習指導要領が必修科目と定める目的は、その履修が社会を生きる力を育てるために必要だからである。従って、これを無視することは、高校を予備校と同じように考えていることになる。未履修とした科目の中には、世界史があった。たとえ、大学受験の科目でなくとも、世界史を教えることは、国際化時代を生きる若者にとって必要なことではないか、大学受験の力は薄っぺらな知識ではなく総合力だということも付け加えたい。受験科目以外の科目も受験の力になるのだ。

(教育改革が地方の力で進むことを願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しております。

なお、明日17日(水)は、ブログ(ココログ)のメンテナンスの為、15時以降の更新となります。「通常版」日記にていつもどおり更新しておりますので、是非そちらをご覧下さいませ。

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