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2006年12月27日 (水)

「元中の同級生集まる」

 激しく雨が降る夜、マーキュリーホテルの近くの焼き肉屋に元総社中学卒業生の仲間が集まった。定刻に着き、会場を一目見て、私は驚いた。10人位かと予想していたのに、広い所に40人近くも集まっていたからだ。来年は大変なので同級生に会って相談したいからとM君に頼んだのがきっかけだ。温かい視線を浴びて嬉しくなり昼間の疲れを忘れた。

 昭和22年に小学校に入学、昭和31年に中学校を卒業した仲間たち。私は、宮城村の小学校で6年の夏休みまでを過ごし、途中から元総社小学校に転校した。各テーブルを回って、酒を酌み交わし談笑する。人々の顔には、戦後の激しい時代を生きたことを物語る年輪が刻まれているが話すうちに皆昔の童顔に戻る。同級生はいいものだ。市の元助役のT君もいた。テーブルを動く中で驚くことがあった。脳梗塞か何かで倒れて身体が不自由になったN君が、カバンから分厚い印刷物を取り出して見せた。それは、私の議員日記を取り出してとじたものであった。「毎日必ず読んでいるんだ」と話すN君の手を私は握った。熱いものがこみ上げる。日記を続けてよかったと思った。

「貧しい時代を知る私たちが、この豊かな社会で頑張らないと、世の中は根無し草のようにおかしくなってしまいます。そういう意識で政治をやります。来年は力を貸してください」私はこのようなことを訴えた。集いを終えて外に出ると、雨は更に激しくなっていた。しかし、パワーをもらった私の心は明るかった。

◇昨日の別の会合で、ある人がこういった。「おれたちは、必死で経費を減らして頑張らなければすぐ倒産だ、県や市は、倒産がないから甘えがある、無駄遣いが多いいんだ」。これに対して、私は、自治体も事実上倒産することがある、その場合、住民の生活は大変なことになると夕張市を例に挙げて話した。

この日記で夕張市を例に問題点を取り上げたい。夕張ショックは全国を駆け巡った。北海道夕張市は360億円の赤字を抱え財政破綻し、07年度から財政再建団体となる。これは自治体の倒産である。結果は住民の生活を痛撃する。その例をあげると、市民税・固定資産税が上がること、ごみの収集の有料化、下水道料金の増額、保育料の大幅負担増、無料の敬老バスの廃止、老人クラブへの補助の廃止、更に、図書館、市民会館も閉鎖となるなど。逃げ出す市民が増えているとも聞く。

 破綻の危険は、夕張市だけではない。不況期に公共事業のために借金を重ねたこと及び地方交付税が減っていることが主な原因である。他山の石として学ぶべきことは破綻に至るまでに何をすべきかである。チェック出来なかった議会の責任は大きい。また、政治に無関心の人が多いが、財政破綻となれば、投票所へ行かない人も深刻な影響を受ける。住民が関心を高め、口を出し、チェックすることが重要なのだ。

(健全な地方自治が発展する事を願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は以前からご要望の寄せられていた「上州の山河と共に」を連載しております。

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