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2006年12月25日 (月)

「国際化時代のクリスマスイブ」(24日)

 地域の小集会を済ませてクリスマスのミサに出た。午後8時、前橋カトリック教会は、早くも満員だった。例年、後ろのほうに立って目立たぬように参加するが、今年は、入り口のところに立つ教会役員、O(オー)さんが前のほうに席を取っているそうですという。私は、案内されて最前列に座ることになった。

 電燈が消されてキャンドルに火が灯される。人々の影が動き、ゆれる火の上を音楽が流れ儀式は進む。聖書の朗読は、韓国語、スペイン語、英語でも行われた。外国人の参加者が国名で紹介された。フィリピンが最も多く、韓国、スリランカ、インド、中国、ペルー、メキシコと続いた。正に国際化時代のクリスマスである。

 子どもたちの劇が行われた。身ごもったマリヤを泊める宿屋はない。マリヤは馬屋で子を産んだ。マリヤになった女の子が小さな人形を抱いてうずくまる。紀元前と紀元後を分けるイエスの誕生であった。以来、二千年を超えるカトリックの歩みがあり、現在世界の信者は20億人を超える。これらの人々が同じときを過ごしているのかと思った。

 神父は説教の中で、平和やいじめの問題を取り上げていた。平和については、これまでアメリカの力で平和憲法が守られてきたが、これからは、私たちだけの力で平和を維持できるかが問題であると述べた。また神父は、小さな光になろう、一人の光は小さいが集まれば大きな光になると説いていた。キリスト教の二千年の歴史を振り返って、人間は変わっていないと思った。イスラム教との対立は今も続く。世界の流れの中で、日本人が宗教から離れ余りに物欲中心になっている現状は改めなくてはならない。約2時間、社会の濁流から脱け出して日頃の緊張を忘れることが出来た。

◆地域の集会で警察官の不祥事を強く非難された。県警巡査部長が風俗店から現金の収賄を受けさらに風俗店で数十回の接待を受けたという事件である。本県の犯罪発生件数が減り始めている時だけに警察官の威信の失墜は誠に残念である。

この巡査部長の行動は不可解である。風俗店からの収賄とは別に、暴力団関係者から多額の借金をしていたという。暴力団から脱退する男に三千万円近い金を援助し、その金を工面するために、他の暴力団から借金をしたというのだ。このような事実から一般に人々が想像することは、警察が暴力団から簡単に金を借りられる、そんな近い関係にあるのかということであろう。

 私は、議会で、今日、強い警察力が求められている、民主国家における強い警察力は国民の信頼がなければ成り立たない、そのために警察官の高いモラルが不可欠である事を訴えてきた。他のほとんどの警察官は立派に職務を遂行しているだけに残念である。新年に向かい、信頼回復の決意を固めて欲しい。暴力団との関係も疑われることのないよう厳しくチェックすべきである。(警察官がくじけずに勇気をもって頑張ることを願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載いたします。

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