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2006年12月13日 (水)

伊香保で講演、人々に関心事は(12日)

 昨日、伊香保の福一で、ある業界に頼まれて講演した。一年を振り返って県政の課題を聞きたいというので、知事の多選の問題点、議会改革のことを話し、12月議会で取り上げられている2、3の点にも及んだ。私は、時々いろいろな所で講演するので、話していて、人々の関心が高いか低いかが良く分る。知事の多選問題については、やはり関心が高い。議会改革については、一問一答の対面方式の採用とテレビの生中継導入が議会の雰囲気を大きく変えた事を話した。私は、心中、これらの改革が議員の質問を生き返らせたと思っている。200万県民、とくに、選挙区の人々に見られていることは、議員にとってこの上ない刺激である。大根役者が名優に変身したように、それぞれが工夫を凝らして質問している。

 講演のことに話を戻すと、この他に、12月議会で取り上げられた青少年保護育成条例改正の問題点や県分譲の工業団地の土壌汚染問題などを話した。汚染問題についての関心は高く、講演終了後に、2,3の質問も出された。

◇地域のミニ集会で「教育」が話題になった。ある人が言ったことが印象的であった。「学校が悪い、家庭が悪い、教育委員会が悪いとなすりっこしているが、それでは何も解決しないですよ、マスコミに振り回されているだけじゃないですか」というもの。同感である。発言を求められて、私は言った。「地域社会がもっと学校を助けるべきだと思います」と。

 いじめ、自殺、未履修、タウンミーティングのやらせ等、教育に関する深刻な問題が生じ、これに対してマスコミがヒステリックに書きたて、教育界は暴風に見舞われているようだ。嵐が通り過ぎるのを待つだけでなく、しっかり足を踏ん張って一つ一つの問題に真剣に取り組むことが必要であり、それが教育における地方分権だと思う。

 右往左往しているのは、国や文科省も同じで、そこから出される方針もくるくる変わる。教育の現場をあずかるのは地方なのだから、地方が頑張らねば、教育は成り立たない。今こそ地方の教育が自主性を発揮すべきである。

 子どもを育てる役割は、学校、家庭、地域社会がそれぞれ担わねばならない。しかし、家庭も地域社会も弱体化して、教育の異常事態に向き合う力を失っている。そこで、何といっても、教育のための整った体制をもっている学校が教育については中心の役割を果たさねばならない。現状は、教師が萎縮し、学校も萎縮し、本来の力を発揮できないでいる。地域社会では、自己中心的ですぐに学校や教師にいちゃもんをつける父母が多いが、地域社会が目覚めて学校を温かく支えれば、学校は生きかえるに違いない。それを可能にするのは教育行政の責任である。そのために教育委員会の役割が今ほど問われるときはないと思う。教育委員会は勇気をもって地域に訴え、学校を導いて欲しい。

(学校の健全化を願って。読者に感謝)

★土・日は、以前からのご要望により、「上州の山河と共に」を連載しております

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