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2006年12月21日 (木)

「12月議会終る。議場にポツンと花が」

 議会最終日、私の席の隣は矢口さん、その隣の席に白い花が置かれていた。先日急逝した大林喬任議員の席である。人生のはかなさを感じる。74歳であった。書をたしなみ、学と見識のある人だった。ご冥福を祈る。冒頭、大沢議長によって弔意が表明された。

 6人の常任委員長、4人の特別委員長の報告がなされた。6つの常任委員会とは、保健福祉、環境農林、産業経済、県土整備、文教警察、総務の各委員会であり、4つの特別委員会とは、決算行財政改革、地域活性化対策、教育環境づくり、安全安心なくらしの各委員会のことである。

委員長報告の採決の前に討論が行われるのが例である。反対と賛成の討論がある場合には、先ず反対討論が行われる。反対討論者は共産党の伊藤祐司氏。彼の議論の中で私が注目したのは、障害者自立支援法の施行に対する県の救済策が貧弱過ぎるというもの。大分県など本格的に救済策を実施するところもあるのに本県は、750万円しか計上しないと批判した。賛成討論者は自民党南波和憲議員であった。

 委員長報告について採決が終ると、次に、委員会から発議された意見書や条例に関して、討論、採決が行われる。意見書とは、(イ)道路特定財源の一般財源化に反対するもの、条例とは、(ロ)県会議員の報酬支給条例の一部を改正するもの、である。

1)は、道路のために使われる財源をそれ以外にも使えるものに改めようとする国の施策。道路が作れなくなるから反対というのが意見書の内容である。(2)は、議員の滞在費を減額しようとする条例改正である。以上全ての案件が採決で可決された。

 続いて表彰状、顕彰状、感謝状の授与式が行なわれた。注目されるのは、松沢睦議員。在職35年以上ということで、全国議長会から表彰状、群馬県議会から顕彰状、知事から感謝状を受けた。松沢議員は、今期限りで引退する事を表明している。まだまだ活躍する力は十分あると見るが、見事に決断された。決断の時期、その後の変わらぬ堂々とした姿勢等、敬服している。松沢さんの引退で、県議会はひとつの時代を終えることになるだろう。表彰状を受ける松沢さんの横顔を見ながら思った。この日は、10人の議員が顕彰状、感謝状等を受けたが、終わると、私が登壇して祝辞を述べた。

 12月議会が遂に幕を閉じた。あと10日程で今年も終わる。毎日が忙しく、一日が短い。振り返ると一年があっという間に過ぎる。一日の長さ、一年の長さは昔から変わらないのに、なぜこんなに速く感じるのだろう。子どものころを想像すると小さな生活圏の中で、時代の流れを意識せずに生きていたと思う。ところが今は、激流に身を置いて流されていることを強く意識する。時々は、忙中に閑を見つけないと自分を見失うと反省する。

◆レストランの一画で後援会の小規模な忘年会をした。半数は女性、アルコールなし、雑談が楽しかった。エネルギーを消費するのでなく生み出す忘年会はいいものだ。

(来年も県議会の改革が進むことを願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は以前からのご要望により、「上州の山河と共に」を連載しております。

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