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2006年10月 5日 (木)

栄養教論が実現する

 昨年七月に食育基本法が出来た。これは、国民一人一人にとって、また、成長を続ける子どもたちにとっては特に、重要な法律である。生活習慣病の恐怖や、食の安全が叫ばれているが、その対応策の基本は健全な食生活の実現であり、この法律は、そのための基本理念を定めるからである。ところで、この「食育」をすすめる上で栄養教論の存在は重要である。

 「食育」とは、子どもに関していえば、食を通して生きる力を育むことだ。教育改革の中で、目指す学力とは生きる力ととらえることからして、「食育」は学校教育の重要課題である。だから、教壇に立って「食育」を正面から教える栄養教論は、「食育」の担い手として重要なのである。法律に基づいて、栄養教論が置かれるようになり、これまで26都道府県で実現されたが本県はまだだった。かねて、学校栄養士協議会の人たちと運動を進めてきたが、来年度から本県でも実現する。私の質問に教育長が答えた。

 今日、子どもたちの食生活の乱れは深刻である。商業ベースで危険な食べ物があふれている。これに対し、子どもには、自らを守る力を見につけさせなければならない。栄養教論の活躍ぶりとその波及効果を見守りたい。

◆「警察関係の常任委員会は話題が多い」

  須藤議員は有害図書の規制について取り上げた。深夜、実態を調べるために自販機を見に行ったら、女子高校生の汚れた下着まで売られていてひどかったこと、有害と指定するまでに時間がかかることなどを指摘していた。伊藤議員は、先日広島県で視察したことを踏まえ、群馬県の暴力団の現状とそれへの対応を質問。群馬の暴力団は69団体、1410人で広島より多いという。資金源として、覚醒剤・恐喝・みかじめ料・窃盗があげられた。窃盗があることには驚いた。

 群馬の犯罪状況一般については、犯罪の発生件数は、目立って減っているが、数そのものは、全国9位で高い。新任の折田本部長は、この絶対数を減らす決意を語っていた。

 私もいくつか質問した。主なものは飲酒問題、強い警察官についてなど。飲酒運転及びそれによる事故は連日、ただ事ではない。ビール大瓶いっぱいを飲んでアルコールが身体から抜けるのに、ある新聞は3時間かかると報じ、他の新聞は4時間と報じた。読んで影響を受ける人は多いだろう。客観的な基準を示せないかと質問したら、それは難しいということであった。「飲んだら乗るな」は、鉄則だが、「いつまで乗るな」が酒飲みには難しいが重要な問題だ。

 強い警察官であることは、必要はことだ。昔と違って、人権尊重を踏まえて強い警察力が求められている。それを支えるものは、警察の信頼だから、警察官のモラルを高めねばならない。銃を使う基準について、折田本部長は、必要な時はためらわずに打つことを指導していると答えた。もちろん、警職法の基本をしっかり踏まえてのこと。深刻な犯罪状況の中で、実態は変化していることを感じた。

(強く正しい警察官の活躍を願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を連載しております。

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