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2006年10月 3日 (火)

最近の交通違反はただごとではない

 車社会が異常に進んでいる。車は、あまりにも私たちの生活に入りこみ、あらゆる面で社会を動かす手段になっている。その利便性は絶大だが、害も大きい。交通事故による人身の被害は深刻である。
 車の事故は、運転と言う日常の正常な行動に伴って発生する。運転行為が犯罪でないため、そこから生じる結果が深刻であってもそれが犯罪だという意識に結びつかない傾向がある。だから、従来は、専ら過失犯(業務上過失傷害罪)として扱われてきた。しかし、社会の実情は、それを許さなくなった。刑法が改正されて、危険運転致死傷罪が設けられたのはそのためである。
 前に「日記」で触れたが、危険運転罪とは、アルコールなどの影響により正常な運転が困難な状態で運転し人を死傷させた場合で、死亡させた場合、最高20年の懲役刑が科される。実際、これまでに県外では、懲役20年の判決、同16年の判決が下されている。県内でも、平成17年に4件、平成18年(5月まで)に3件の判決があった。17年の一つのケースは、高崎市田町で起きた。それは、赤信号を無視して2名を死亡させたもので懲役6年の判決が下された。
 危険運転致死傷罪が実施されるようになってからひき逃げが増えているらしい。その場でつかまると飲酒がバレ危険運転とされることを恐れるからであろう。後で、酒が抜けてからひき逃げでつかまった方が軽いという計算である。そこで、このようなことを許さないためにひき逃げの罪を重くすべきだという動きが出ている。
 交通事故の原因の第一は、飲酒運転である。最近、飲酒運転でつかまる例が異常に多くなった。政治家、公務員、新聞記者などが連日のように報道されあきれる程だ。公務員の中には、警察官や教師もいる。問題外の悪質も多いが、中には、少量だからとか、時間が経っているから大丈夫という意識で運転する人も多いと思われる。
 「飲んだら乗らない」ことが鉄則だが、乾杯位は良いのかという量の基準、及び、一度飲んだら、アルコールがいつまで身体に残るのか、これらの知識も必要だ。
 フーセンをふくらませて呼気を調べる時、1L当り、0.15ミリグラムのアルコールがあると酒気帯びとなる。(少し前までは0.25だった)
また、ある研究によれば、体重60Kgの男性が、ビール大ビン1本、焼酎0.6合飲んだ場合、アルコールが体から抜けるのに3時間かかるという。体調や、体質にもよるのだろうが、3時間で完全に抜けるのか気になることだ。県警によれば、正に人によって個人差があるのでこの位は大丈夫とはいえないという。インターネットでは、アルコール検知器が1万円弱で売られているという。ハンディで安く、正確に計れる検知器なら、社会の需要があるだろう。(交通のモラルが向上することを願って。読者に感謝)
★土・日・祝日は以前からのご要望により「上州の山河と共に」を掲載致します。

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