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2006年10月 2日 (月)

休養は、生活習慣病対策の一つだ。

10月が始まった。一年が矢のように早い。激流の中を流れていることを感じる。県政に難問が多いのと同じように私にも難問が山積。生きることは戦うことだと自分に言い聞かせる。

 正しい判断には体内の新鮮な力が必要だ。疲れた頭では的確な判断は難しい。「疲れた時、重要な決断はするな」という先人の言葉は重い。朝の心と夜の心では生み出す決論が違う。夜の疲れた頭では悲観的に思えることが、朝の充実した頭からは、全く違った結論が出てくることがよくある。そこで、眠ること、休養を取ることの大切さを痛感する。

塩川元財務相がテレビで小泉さんのことを語っていた。「小泉は夜の宴会に出なかった。疲れなかったからよくもった」と。なるほどと思った。アメリカの大統領などは、どんなに忙しくても週末は、別荘でよく休養をとるそうだ。休むことは、非常に重要な「仕事」の一部なのだと、私は最近思えるようになった。

 忙しさに埋没すると健康への配慮が疎かになる。生活習慣病患者が急増している。この対策のためにも忙中の閑は必要だ。私の回りに若くして脳梗塞で倒れる人が増えている。先日も、私が関わる、ある劇団の代表者が倒れた。呼んでも分からないのだ。私はその表情を見て、声を呑んだ。私は、奥さんに、「望郷の叫び」を渡しながら、その中に出てくる元抑留者の妻が植物人間の状態から奇跡的によみがえりつつあることを話した。塩原さんはシベリヤで極限の中を生きた体験から人間の生命力の神秘をどこまでも信じたのだと思う。

 私にはいつも見てもらっている良い医師がいる。中学時代家庭教師をした人で、立派な医師になった。二、三ヶ月に一度、血液を採取していろいろな点につきアドバイスをもらう。前立腺の肥大が進んでいる他は概ね良好な状態である。「前立腺」は、昨日今日のことではない。私のことを良く知っている友のようなもので、これからも長く付き合っていくつもりだ。一病息災というが、身体に悪いところがあって生命や健康に謙虚になることが一つの良い生き方だと思っている。

 最近この医師に注意されたことは、体重を減らせということだ。ちょっと気を抜いたら70kgになっていた。言われた目標は67kgである。11月の県民マラソンで今年も10キロを走る。昨年は57分台で完走したが、今年もこの記録で走るためには、3kgの減量は必須である。

 ここで改めて「内臓脂肪症候群」のことを思う。厚労省は5月、内臓にたまる脂肪が糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞など生活習慣病の原因だと大きく取り上げ、予備軍まで含めると2人に1人が当たるという。「メタボリックシンドローム」という言葉を使ったが、このカタカナの響きが刺激的であった。特に肝臓にたまる脂肪が問題らしい。内臓脂肪は運動によって容易に減らせることが救いだ。「メタボリック」という刺激的な言葉も、時の流れと共に私たちの頭の中で薄れていく。目の前の患者の姿を見て改めて思った。

(県民の健康を願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は、以前からのご要望により「上州の山河と共に」を掲載いたします。

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