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2006年9月 6日 (水)

余りに多い身近な人の悲惨な例

 つい最近、元気で活躍していた大切な知人が突然倒れた。脳動脈瘤破裂だという。またかつては社会のルールを無視するかのように派手に生きていたある知人が糖尿病が高じて両脚切断に至ったと聞かされた。この他、脳梗塞、心筋梗塞、癌などで、人生の大きな壁に突き当たり途方に暮れている身近な人は非常に多い。

 厚労省の調査では、メタボリック症候群の有病者は約1、300万人。これは内臓に蓄積した脂肪が一因となって高脂血症、高血圧、高血糖などを重複して発病した状態のことで、放置すると、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などに進行する危険性が高まる。

 厚労省は対策に本腰を入れ始めたが、改善のために重要なことは「一に運動、二に食事」だという。ここでは、食事について考えてみたい。

 私たちは、日頃、自分の好みで、口当たりの良いものを食べ、それがいつしか習慣となって気付くと生活習慣病になっていえることが多い。倒れてからでは遅い。だから、考えて食べる、そのための知識を得る、そして良い食習慣を身につける。このことの大切さを痛感するのだ。

 最も重要なことは、子どものうちに良い食習慣を身につけさせることだ。最近、食育基本法が出来た。「食育」とは、食を通して「生きる力」を育むこと。教育の目的は、受験のための知識を与えることではなく、難しい社会を生きるための力を育むことであるべきだ。だとすれば、子どもたちの歩む先に生活習慣病の海が広がることを考る時、「食育」は、教育の現場の非常に重要な課題だということになる。 

 子どもたちの世界で、朝ごはんを食べない、好き嫌いが激しい等の食の乱れが広がっている。「食育」を学校で進める上で重要な役割を担う栄養教諭の制度が出来た。導入は自治体に任されている。06年までに26都道府県が導入したが本県ではまだ実現していない。

 栄養教諭が配置された学校では、子どもたちに献立をつくらせて、問題点に気付かせたり、食の力を身につけさせる工夫をしている。「脂っこいものばかり食べていた」、「バランスを欠いた食事だった」「よくかんで食べることの大切さが分かった」などといった感想が子どもたちから聞かれるという。教室の動きが家庭の食事と連動すれば大きな効果が上るに違いない。

福井県は栄養教諭配置の先進県である。この県の小中学生につき、「朝食を食べない子」を2回にわたって調査したところ、未配置校では変わらなかったが、配置校では、1.0%から0.8%に減少したばかりでなく、牛乳や小魚を多くとるなど食事に気をつける子が増えたという。群馬県も「食育」と「栄養教諭」について真剣に考えなければならない。

(子どもたちの健全な食生活が実現することを願って、読者に感謝)

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