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2006年9月21日 (木)

総裁選の開票に立ち会う

 県連の3階には、各種の作業が行われるテーブルが配置され、多くの人が役割に応じてそれぞれのテーブルに着いた。開被分類係、点検確認係、計数機係、結束係、という風に。そして作業の終着点に三つのテーブルが置かれている。それぞれ、安倍票、谷垣票、麻生票が集められる机である。ここには、開票立会人の県議が二人づつ座る。私は、矢口県議と共に麻生票の机についた。

 12時に開票作業がスタートした。遠くにある票の山が私の前のテーブルまで来て、100票の束にされ、その中の麻生氏の束が私のテーブルに積まれる。私は麻生氏の支持者ではないが、麻生票が運ばれてくると嬉しくなるから不思議なものだ。また、ふと、来年の県議選の開票の光景が頭に浮かぶ。当初予想した以上に麻生票は伸びた。

 結果は、安倍が9878、麻生2926、谷垣1810であった。国会議員は1人一票であるが、一般党員の票は、一定のルールに従って一票と算定される。麻生票は二票に至らなかった。結局、算定票は、安倍5、麻生、谷垣が各1であった。無効票は84あったが、福田康夫が33もあったのは驚き。小寺弘之も1票あった。

 午後二時、党本部へ報告、全国の集計も、安倍氏が圧勝ではあるが、ニ位は麻生、三位谷垣氏であった。自民党の総裁は51歳の阿倍晋三氏と決まり、26日、国会で総理大臣に指名される予定である。

 私のまわりには、安倍晋三が総理大臣に決まったと思っている人がいるがそうではない。憲法は、内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で指名すると定める(67条)。国会議員の中では、自民党議員が多数だから、自民党総裁となった安倍氏が国会の議決で多数を獲得することは確実である。

 安倍新総裁は教育改革を最優先の課題にするという。「愛国心」を盛り込んだ教育基本法改正案が再び激しく議論されることになる。地方の教育界にも新たな波が押し寄せるだろう。大切なことは、それに振り回されることなく、教育における地方自治を信念を持って進めることだ。  

◇群馬県遺族の会60周年記念大会が県民会館大ホールで行われた。小寺知事は、自分の言葉で熱のこもった挨拶をしていた。私は、壇上で、私の議長時代を振り返りながら聞いた。

 それにしても、8月15日の慰霊祭や遺族の大会では、決まり文句のように、「今日の繁栄は、先の大戦で祖国のために尊い命を落とされた犠牲の上に成り立っている」という言葉が使われる。しかし、ほとんどの人は、「犠牲」と今日の繁栄がどのように結びつくのかを考えない。それを真剣に考えることが、真に「犠牲」を生かすことになる。戦争を知らない人々が社会の大半を占め、その中から新しい日本の代表が生まれようとしている。太平洋戦争の歴史に正しく向き合うことの大切さを感じた。

(新政府の順調な船出を願って。読者に感謝)

★土・日・祝日は以前からご希望が寄せられていたので「上州の山河と共に」を掲載致します。

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