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2006年9月 7日 (木)

秋篠宮家の男子誕生に湧く

 朝、テレビを見ていた妻が、大きな声で男子誕生を叫んだ。どのテレビ局もこの話題で持ち切りであった。テレビでは、号外を読んで喜ぶ人々の姿が伝えられた。

 今年2度目の号外である。一度目は2月上旬、紀子さまの御懐妊が分かった時である。2月19日から始まる尾瀬国体に、両陛下は臨席される予定だったので、私は、号外のニュースを聞きながら、先ず、紀子様は来られるのだろうかと思った。私は議長としてお迎えする準備を進めていたのである。

 心配は的中し、紀子様は大事をとられて欠席となった。私は秋篠宮殿下に隨従しながら沿道で旗を振る人々は紀子様の無事出産を願っているに違いないと思った。

 紀子様懐妊と共に社会に一つの変化が起きた。それは皇室典範についての議論である。

その背景に天皇制の危機があった。皇室典範は、皇位は男子が受け継ぐことを定めているため、男子の資格者がない場合には、女性天皇を認めることにしないと、連綿と続いた天皇制が崩壊してしまう、女性天皇を認めるために皇室典範を改正しなければならない、どのように改正をするか、これが議論の中心であった。

 このような議論の渦の中で、紀子様の懐妊の出来事が起きた。男子の可能性がある。男子なら、直ちに皇室典範を改正しなくもよい。こういうことで、連日の皇室典範改正の議論はストップの状態になった。

 日本中の関心が紀子様のお腹に集中した。もし、女の子なら再び皇室典範改正の議論を始めなければならない。現代医学の力からすれば、胎児の性別を調べることは容易である。だから、分かっているに違いないと推測するのが人情である。男の子だと根拠不明の情報を流す週刊誌もあった。男の子を望む人々の思いが高まる中で9月6日を迎えたのである。

 紀子様男子ご出産は、暗い世相を吹き飛ばして日本中を明るく包み込む朗報である。若い女性が喜ぶ姿を見ると、紀子様のご出産は、彼女たちに子どもを産む喜び、そして新しい命の誕生が如何に素晴しいものかを気付かせる効果があるのではないかと思う。喜びの渦が国中に広がる中でその効果は大きいに違いない。ともすれば、ご出産は、少子化対策に大きな貢献をすることになるだろう。

 今度のご出産を祝う人々の姿を見て、象徴天皇制が国民に深く支持されていることを感じる。「天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である」。憲法のこの規定の意味をかみ締めたい。象徴天皇制は世界に誇る日本の文化である。憲法改正が議論されているが、この象徴天皇制が変わることはない。紀子様のご出産を祝う心を皇室の理解につなげたいと思う。日本人の心が溶けてバラバラになるのを食い止める大切な基盤がこの天皇制である。これを機会に学校でも教えて欲しいと思う。

(新宮の健やかな成長を願って。読者に感謝)

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コメント

紀子様への注目は、ご本人には大変なプレシャーだったのでしょうね。
でも、ほんとうによかったです。
うれしいニュースが日本中を元気にしてくれました。
日本人ならみんなが喜べる明るい話題です。

投稿: 安頓 | 2006年9月 7日 (木) 11:12

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