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2006年7月16日 (日)

メタボリックシンドロームはひと事ではない

 内臓脂肪症候群のこと。厚労省が今年5月、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の原因だとして大きく取り上げた。予備軍も含めると中高年の2人に1人が当たるということで今や大きな関心を集めている。人々の注目を集めるには、このカタカナ言葉は刺激的で効果的だ。

 厚労省は、去る12日、対策として、日常生活の中の必要な運動量の目安を、例えば散歩20分、ジョギング10分というようにまとめた。

 メタボリックシンドロームの目安は、ヘソを通る腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上である。これに加えて、高血圧、高血糖、高脂血症のうち、二つ以上の症状を持つ人は心筋梗塞や脳梗塞となる危険が高い。症状が一つでも予備軍になるという。

 内臓脂肪とは、皮膚と腹筋の間にたまる皮下脂肪と違って内蔵にたまる脂肪のこと。特に体の化学工場といわれる肝臓にたまる脂肪が危険である。つまり肝臓に油(遊離脂肪酸)が流し込まれ、悪玉コレステロールの合成が増え、これが高脂血症や動脈硬化の原因となる。その結果、血液が流れづらくなり、心筋梗塞や脳梗塞になり易くなる。

 厚労省が日常生活の中の運動を重視するのは、内臓脂肪は運動によって容易に減らことが出来るからだ。運動に必要なエネルギーは、脂肪を消費して作られるが、運動の際、皮下脂肪より先に内臓脂肪が使われる。だから内臓脂肪はたまりやすいが減らすのも簡単に出来るというのだ。ある人は、皮下脂肪は定期預金だが、内臓脂肪は普通預金だという。出し入れが簡単だからだ。実際、皮下脂肪を減らすには何ヶ月も努力を続けないと効果が現れないが、内臓脂肪は週単位で効果が現れるという。

 ところが、車、エレベーター、電話といった便利な機械に支えられて暮らす現代人の運動量は少ない。メタボリックシンドロームを初めとした生活習慣病は文明の利器に振り回されて発生する現代病である。ことの重大性を認識し、自分を律して、日常生活の中で、小さな運動項目を実施することが必要だ。私は10項目以上を決め、○印を毎日赤く塗ることにしている。脳梗塞で倒れた後のリハビリの辛さを考えれば実行は容易だ。日々の努力の成果を県民マラソンで試す。毎年10キロコースを一時間以内で完走している。今年は1119日が実施日で、受付は7月から開始され、私も先日申し込みを済ませた。生きることは闘うことであり、闘う武器の第一は健康である。

(県民の生活習慣病が減少することを願って。読者に感謝)

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