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2006年7月26日 (水)

政治家への不信は強烈だ

「ゴミになるだけですよ。政治家は皆馬鹿で嫌いですから」老人は吐き捨てるように言った。富士見村のとある民家の庭先で私の政策を書いた文書を渡そうとした時のことだ。「では、もったいないから返して下さい。皆馬鹿というのはひどいじゃないですか」こう言って、私は文書を返してもらった。一呼吸して冷静に話をしようとしたらこの人はバタンと扉を閉めて中に入ってしまった。強い政治不信を改めて肌に感じた。

 このような出来事に直接触れることは政治家にとって貴重なことである。ドアに消えたあの後姿は、社会の矛盾や不正、政治への不信と怒りを現わしているように思えた。

 今日の社会は沸き立つように激しく動いている。年金、福祉、教育、治安、環境と、先の見えない不安要因がいっぱいである。かじ取りの役目を果たす政治家は何も出来ない、だから政治家は馬鹿だというのであろう。政治家は、この「皆馬鹿だ」という言葉を謙虚に受け止めて反省しなければならない。

 では、反省して、先ずすべきことは何か。私は、一言でいえば、議員はもっと勉強すべきだと思う。議員は、地域社会で行動する。これは、官僚にない特色である。地域には様々な問題がある。例えば、道路や川の整備、治安、教育、福祉など。これらを国の政策の中に位置づけて語れるようにしなければならない。このことは、地方分権の時代が進む中で地方の議員にとって特に重要なことだ。

 現在民主主義の形骸化が懸念されている。民主主義は人類がこれまでに手に入れた最良の政治の形である。そして、民主主義を生かすものは、議員と有権者との「つながり」である。今、この「つながり」がおかしなことになっている。「つながり」は、選挙だけではない。普段、有権者に接し、政策を語り、民意を学ぶことは何よりも重要なことだ。この「日記」も、そのための一つの手段である。

 ◇来年の選挙は大変なことになる。

 前回の県議選と比べ選挙区が大きく変わる。合併のためだ。前橋を中心とした区域は特に変化が大きい。前橋が宮城、大胡、粕川に拡大したことに加え、富士見村が合区によって選挙区に加わった。しかも定数は、前回前橋選挙区の定数と同じ8人である。現在、新選挙区に10人の現職がいる。公明党は現在0だから来年の一議席は確実だといわれる。従って、前橋・富士見地区は、県政史上稀な激戦区になることが予想される。県全体も、定数が56から50に減ったから、大きな変化が起こるだろう。議員が馬鹿だといわれないために、先ず、有権者の心に届く活動をしなくてはならない。

(真の民主主義が育つことを願って。読者に感謝。)

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» 政治不信。実感する。 [山本龍 群馬キャラバン日記]
(山本龍が7月26日に書いたものを掲載しています。ご承知おきください。) 「ゴミ [続きを読む]

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