« 株取引で儲けることは悪いことか | トップページ | 留学生の交通事故、いくつかの重要な出来事 »

2006年7月 2日 (日)

常任委員会の県内視察に異変(29日)

 今年初の文教警察の常任委員会が行われた。渋川の埋蔵文化財調査事業団では、多くの人が膨大な出土遺物を整理・分析・補修する作業に黙々と従事していた。一片の土器のかけらから古代の人々の生活がうかがえる。出土した遺物は、定説と違う事実を私たちに静かに語りかける。

 質疑応答の部で私は発言した。「歴史は、過去と現在との対話といわれますが、ここには新しい発見と感動があります。これを学校の体験学習と結び付けるべきではありませんか。」子どもたちは授業がつまらない、歴史が面白くないといっている。事業団の現場を、本物を体験させ子どもたちに感動を与える拠点にすべきだと思う。

 午後は、まず、高山村の県立ぐんま天文台の視察。古在台長はユーモアとほのぼのとした温かさを感じさせる人。私は、宇宙に興味があり、いささか知識もあるので、台長が、ぼそぼそと語る話を聞き逃すまいと耳を傾けた。「これがアンドロメダ星雲で200万光年の距離があります」この距離は天文学史上重要な意味がある。われわれの銀河の外にあることを示す距離なのだ。我々の銀河が宇宙の全てではない、他にも無数の銀河があることがわかるきっかけであった。「宇宙の膨張は止まって収縮に転じると思いますか」私が尋ねると台長は答えた。「膨張のスピードは限りなく0に近づくが収縮は起きないと思います」と。

この日の最後は沼田警察署で谷川岳警備隊長の話を聞いた。昭和6年以来の遭難者は782人。魔の山は墓標の山であった。命がけで救出に当たる隊員の必死の姿が偲ばれた。

 夜の食事会は、県職の参加はゼロ。いつもは、多くの職員が参加して、顔を知り、本音を語り合う重要な機会であった。「日記」でも書いたがオンブズマンから訴訟を起こされ、懇親会への職員の参加が批判されたためである。

 いささか、「あつものにこりてなますを吹く」の感もあるが、委員会視察の新しい形が出来ていくのであろう。宿舎は、公立学校共済組合保養所の去来荘である。実は、ここも視察先の一つで、どのように運営されているか、この施設の役割と意義などを検討したのである。相部屋のK議員は、部屋の空気を震わすような豪快なイビキで、私は、かけ布団を抱えて脱出、ロビーのソファで寝た。窓外の利根の激流の音は気にならなかった。

(大切な情報を共有する広場をつくります。日記の読者が広がることを願って。)

|

« 株取引で儲けることは悪いことか | トップページ | 留学生の交通事故、いくつかの重要な出来事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 常任委員会の県内視察に異変(29日):

« 株取引で儲けることは悪いことか | トップページ | 留学生の交通事故、いくつかの重要な出来事 »